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[清華]1年目を振り返る-1番勉強したのは中国語ではなく〇〇!-

清華大学のももこです。

2023年6月23日、ついに大学1年次の最後の期末レポートを提出しました!

後期はゼロコロナ政策も終わり授業は全て教室で行われ、やっと本来の清華ライフが送れたのではないでしょうか。

辛かったこともたくさん、楽しかったこともたくさんあった清華での一年を振り返っていこうと思います!

1年目前期の振り返りnoteはこちら↓


授業

よく言えば、力の抜き方を覚えた

全ての授業で真摯に取り組むようにはしているのですが、流石に全ての授業で100%を出そうとすると頭もパンクするし、課題も手が回らなくなるし、疲れ果てて結局生産性が落ちるという悪循環。

後期では、履修決めの時から課題や予習に時間がどれくらい割かれるかを考えながら授業を決め、適度な力の抜き方を覚えました。

ストレスコントロールは大事!!!

「力の抜き方を覚えた」と書くと良く聞こえますが、実際は、

・先生が言っていることが分からなかった時
前期「えっ、どうしよう今の分からなかった、やばいやばい!あああああ!」
後期「・・・・次!あとで中国人の友達に確認!」

先生の中国語はまるで呪文

・予習リーディング教材が出る授業があった場合
前期「翻訳サイトなんか使わないで精読するぞ!」
後期「力を入れている授業の予習は精読、そうじゃなかったら翻訳サイトに入れて日本語でざっと読んで重要そうなところをチェック。」

翻訳サイトは適度に使うならば悪ではないと思います!

グループワークで役に立てなくて申し訳ない。。

日本の大学と比べると、グループでプレゼンを行ったり、ディスカッションしてその内容をまとめて提出したりとグループワークがとにかく多かった。(所属学部にもよると思います)

そんな時、中国語が上手くない私は完全に足を引っ張る立場。
グループ分けが発表される度に「ご迷惑をおかけします、、、」と心の中で謝っています。

授業内でもプレゼンの日にはスーツを着てくる子がいます

[断言]この1年で最も勉強したのは数学です

お恥ずかしながら、私は数学から逃げ続けてきた人生でした。

小学生の時から算数が苦手、
高校2年次では留学していたため日本で微積分をちゃんと習わず、
日本の大学受験は公募制推薦を利用し数学の試験はなかったため結局勉強せず。。

日本では経済学部だったのですが、経営学科だったため経済学系ではなく経営学系の授業しか取らず上手く数学を回避していました。

でも清華では文系(社会科学学院)も大学数学が必修!
数学からは逃げきれなかった。。

・元々苦手
・3年以上ぶりのちゃんとした数学の勉強
・大学数学の微積分(難しい、、涙)
・日本の理系と同じくらいの授業進度(早すぎる、、涙)

このような状況の中で、前期に"微積分1"、後期に"微積分2"を取り、一年中数学を勉強していました。
同じく必修で"初級中国語"もありましたが、勉強時間で言えば数学の方が大幅に上回っていたと思います。

本当に辛かった!!!!
授業だけでは分からず、日本の友達にも頼り、ずっと親身に教えてくれました。(感謝しても仕切れない〜!)

なんとかテストも乗り切り成績はB!
単位が取れた、、、、!(涙)

数学を諦めていた自分でも大学数学を解けるようになるんだなぁと、感動してしまいました。

まだ必修は線形代数と統計学が残っています。まだまだ続く数学を学ぶ日々。。

「文系でも清華は大学数学やるから頑張ろう!」
と未来の後輩に伝えたいです。

語学

いつ授業が聞き取れるようになるんだろう?

先生の言っていることが分からない、
学生のプレゼン内容が分からない、
先生と学生の質疑応答内容も分からない。

表示されるスライドを急いで翻訳して「こんなこと言っているのか」とぼんやり思う毎日。

よくそれで清華大学の一年を過ごせたな、と皆さん思うでしょう。
自分でも思います。

でも、”どうにかなってしまった”

こんなに中国語ができなくても、なんとか一つも単位を落とすことなく進級できるのです。

進級できそうで良かったと安心する一方で、
自分はいつまで”今学期もどうにかなった”と思い続けるんだろうと不安に駆られます。

自分の中国語力が上がったのか分からない

ずっと授業も分からないし、知らない単語や表現は全く減らない。

外国語をすぐにマスターできるとは思っていませんが、
日々の生活で「中国語が上手くなった」と思う機会がほぼ無いのは、なかなか辛いです。

日本にいた頃はHSK(中国語語学能力試験)を受験していたため点数が上がれば自分の中国語力も上がったと思うことができました。

でも、今はHSKの受験機会もないため、自分の中国語力の計測もできません。
だからと言って、今ではもうHSKを受けて意味があるとも正直思えません。

清華を受験した時には、既にHSK最高級の6級には合格していました。
でも、所詮は試験の中国語。授業や中国人同士の会話の内容にはついていけないのです。

サークル

清華ではサークルに入れる主な機会は1年に2回のみ。
それが、学期が始まって直ぐに行われるサークル勧誘イベントの期間です。

清華では9月に前期が始まるのですが、私が中国に渡航したのは10月だったため、前期は希望するサークルに入ることができませんでした。

そのため後期からようやく入れました!

かなりガチな登山部

前々から入りたい!と思っていたのが登山部です。

日本で登山経験はほぼ皆無の私ですが、
”中国の広大な自然の中で登山をする”ことに憧れて入部を決意。

ワクワクしながらブースに行くと、そこにあった写真は、

あれ、なんか、思ったよりもガチですね。。

と、ちょっとびっくりしながらも、

いや最高じゃないですか!!
これぞまさに望んでいた日本ではできなさそうな経験!
こんな本格的な登山、日本だったら始めるきっかけもなかった!

と思い、入部!

ガチな登山をするので練習もかなりハード。

  • 週3日21:15~22:15で筋トレやランニングなどの基礎トレーニング

  • 週末は16kgまで石を詰めて北京で日帰り登山

  • 強化週間では朝6時からロッククライミング練習、20kgのザックを背負って15階まで階段を上る×20回

練習は辛かったですが、私はこの登山部が大好きです!

メンバーがみんな優しいのはもちろんなのですが、
国際生が私含めて3人しかおらず、他のマレーシア人とシンガポール人は2人とも中国語が完璧なため、この登山部が私にとって清華でできた初めての"100%中国語のコミュニティ"でした。

来年度もトレーニングを頑張って、卒業までに中国で5000m級の山を登ります!

学内イベント

清華では1年に色んなイベントが行われていました。
ここでは書ききれないので特に思い入れのある2つをご紹介します!

キャンパス内マラソン大会

中国に来てランニングにハマり、この日のために練習してきました。

今年は10kmを約1h5mで走りました!

広くて綺麗な清華のキャンパスをたくさんのランナーたちが走っている姿は圧巻!
走っていて本当に気持ちよかったです。

Global Village

各国の留学生が自国の文化をブースで紹介するイベント!

日本人留学生は、浴衣を着たり、日本食を提供したりしました。

ステージも用意され、制服を着て中国で人気のある「新宝島」やラブライブの曲を踊りました。(22歳になってコスプレ感溢れる制服を着るのは本当にきつかった笑)


授業や語学の面では悩みは尽きません。
自分の力不足を痛感する日々です。

学業だけに専念していると辛いので、サークルでの運動習慣や交友関係は息抜きになっていました。

来年度も学業とサークルの両立頑張るぞ!




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