一人が好きだけど、人と関わって得られるものも、やっぱりある。
世の中には、たくさんの人と関わることで元気になる人と、一人でゆっくり過ごすことでエネルギーを蓄える人がいるように感じます。
私は、後者。基本的に一人で過ごす時間が大好き。それによって「またがんばるか」いう気分になることが多いです。
大勢で集まってワイワイする場所や時間は、学生のときから苦手でした。
別に人が嫌いっていうわけではなく(むしろ人の内面にはとても関心あり)、1対1での対話や、気心知れた人との少人数での語らいは楽しめる。でも、社交的な場に好んで出ていくようなタイプではなかったです。
そんな性格ではあるけれど…
「ちょっと苦手」と感じる陽気な場であっても、半分無理しながら、その場の空気というか、テンションに合わせることはできるのですよね(すごく気を遣ってしまう…)。
だから、結果的に、周りからは「明るい人」と思われることが多かった。
ただ、外でそんな無理をしていると、家に帰ってからドーっと疲れが押し寄せて、熱を出して寝込んだときも(笑)。
20代の頃は「外から見えている自分と、本当の自分」みたいなギャップを感じて、ちょっと悩む時期もありました。
30代になってだいぶバランスもとれるようになり、少しずつそういう悩みはなくなってきました。それでも、一人が好きなところは変わらないです。
10年以上フリーランスで仕事を続けてこられたのも、ひとつには「一人の時間を苦にしないから」ということがあるかもしれません。
そんな私ですが、2024年、特にこの1~2か月で、これまでに関わりのなかった人と接する機会がちょっとずつ増えました。
その中で感じるのは、「人から得られるものって、やっぱりある」ということ。
言い換えると、自分だけでは気づけないこともあるのだなと。
それは「この人のこういう振る舞いが素敵!学ぼう!」みたいなことだけではなく。
人のいろんな意見や価値観に触れることで、あらためて自分自身の気持ちや願望に気づけたり、漠然とした思いが固まっていったりすることがあるように感じています。
このnoteもそう。まだ始めてから間もなくて、noteでの人との関わりはそんなに深いものではないですが、いろんな人の投稿に触れるたびに、なんだか刺激をもらいます。
一人はたぶん、これからもずっと大好き。
でも、自分自身についての理解をもっと深めるために、「人との関わりも大切にしていこう」なんてあらためて思う、3月最後の金曜日でした。
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