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岡山新報デジタル【慰安婦問題の元凶】

●吉田清治11
証言③

1983年(昭和58年)以降、吉田証言を16回にわたって記事にしてきた朝日新聞は、2014年(平成26年)8月5日に吉田証言を虚偽と判断して、すべての記事を取り消した。

1992年(平成4年)頃より秦郁彦らから信憑性に疑問を呈する声が出たため、新聞各社も吉田証言の紹介を中止するようになった。
7回にわたって吉田証言を記事にしていた共同通信は1992年(平成4年)を最後に記事として取り上げなくなった一方で、後述のように吉田証言を事実として報道を続ける新聞社も存在していた。

2014年(平成26年)11月17日には、北海道新聞が朝刊1面に「『吉田証言』報道をおわびします」と題して社告を掲載し、1991年(平成3年)11月から1993年(平成5年)9月にかけて8回(うち1回は共同通信配信の記事)を掲載したが、そのすべてを取り消すとしている。続いて、2014年(平成26年)12月23日、朝日新聞は8月の検証紙面で16本を取り消して以降、再調査でほかにも虚偽証言に基づく記事が見つかったとして吉田清治への取材から「2回ほど朝鮮半島に出かけ、“朝鮮人狩り”に携わった」と報じた記事など追加で2本取り消し、朝日新聞の一連の記事取り消しは計18本となった。

#吉田清治11

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