アルコール依存症の女 新聞記事

偶然見つけたアルコール依存症に関する新聞記事。連載は16回続くとのことだが、続きが気になりいつもより早く出社しチェックした。

その新聞記者は50代の男性で、30代から酒が手放せなくなり最終的には入院するまでになる。落ちぶれ、生命の危機にも直面するが見事に復活し現在は完全に断酒し、酒だけではない依存症の取材に力を入れているという。

「この人に話を聞いてもらいたいな」

メールを送ったのはそんな軽い気持ちからだった。

その後も飲んでは失敗し、反省の禁酒、開き直って再び飲酒ということを繰り返していた。
次第に気持ちが沈みがちになった。
バーには「体調が優れないから暫く休ませてほしい」とだけ伝えて以降、顔は出していない。ほとんど食べないで飲み続ける私は、ビタミンBが不足していた。ビタミンBが不足するとうつ症状に近い状態になるらしい。舌に口内炎もよくできた。

半年ぶりに専門病院へ行き「この半年間飲んでました」と打ち明けた。この病院では飲酒についてのうそは御法度だ。
「よく来てくれたね」と先生と看護師さんは笑顔で迎えてくれた。

これでお酒やめれる。 

希望的観測。

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