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アルザス・エコミュゼ

皆さんはエコミュゼをご存知ですか?
ここは日本で言うところの日光江戸村にあたる、フランス最大級のテーマパーク?的なところです。

エコミュゼとは、「フランス的な運動であるエコミュゼの思想は人間とその環境を対象とする。 即ち”人間とその領域としての家庭、村,小さな郷土、地域」である。 フォーラムとしての博物館、エコミュゼは人間と環境の総体的で分離不能の視点を提示し,人間共同体の行動に役立ち、そのあるべき発展に寄与する。”」らしいです。
つまり、エコとミュージアムを足した施設みたいな感じです。

フランスにはエコミュゼと呼ばれる施設が割と存在しているようですが、このアルザスのエコミュゼは一番大きいと言われていました。

20世紀初頭の農村居住者の生活を共有し、住んでいる人たちもその当時のままの方法で生活しているという再現度の高い歴史の街ですね。

街の高い塔から見下ろした街

ここは、コルマールからタクシーに乗って大体30分くらいのところにありまりました。
おそらく、電車を乗り継いで行けたりもするのかもしれませんが、だいぶ不便なところにあるので、車をお勧めしています。
そして帰りも、個人タクシーの運転手さんに電話して迎えに来てもらうと言う方法を私は取りました。

ついでにその個人タクシーの方の電話番号も載せておきますね。
もし、アルザスのコルマール周辺でタクシーに困ったらこの方を頼るといいと思います。英語もフランス語もお話しできる、とても良い方です。紳士。

Mayes Cab:+33 699 65 49 95
私はとりあえずコルマールで困ったらこの方に助けてもらうことにしています。荷物が重たくて、迎えに来てほしい、とか、コルマールから少し離れた街に行きたい、とか。日曜日にも対応してくれるので、もしタクシーに困られたら連絡してみてください。

アルザスの田舎の観光で車は必須です。
車に乗れる方はレンタカーするのもいいと思います。

さて、話は戻りまして。
この街のいいところは本当に家丸ごと20世紀初頭のアルザスを感じられるところです。

豚もいる
山羊もいる

孔雀や牛もいました。
本当にここで働いている人たちはここで生活をしているのです。
なので、家の中に入ったりすると生活用品であったり、道具が揃っています。めちゃくちゃ参考になりました。

そして、ここにはみれたらラッキーと言われているアルザスの象徴でもあるコウノトリがあちこちにいます。
そこら中にいます。そしてこのコウノトリ、めちゃくちゃ鳴きます。そんな声でなくのか、と驚くくらいなきます笑

たくさんのケルシュ

そしてここではアルザスの特産品もたくさん買えます。
私はここでケルシュを数種類買いました。いろんな色があって迷ってしまいます。ストラスブールの紹介の際にもお伝えしましたが、ケルシュはドイツのケルンからアルザスに伝わった伝統的な織物です。
基本は紺と白の2色のチェックなのですが、赤と白、または赤と青と白の3種類になったりしてます。
ここには紫や緑のチェックもありました。(他の色もあるとしたらただのチェックやないかいと思ったりもするのですが…)

ちなみに、余談ですが、19世紀のフランスやイギリスではモーヴと呼ばれる綺麗な紫色がとても流行っておりました。
ダウントンアビーのマダムもこのモーヴと呼ばれる色のドレスを纏ったりされてますね。

このケルシュでもモーヴ色があったので少し感動してしまいましたね。

あちこちにいるコウノトリ

もしアルザスに滞在し、もっと文化知りたいな、とかみんな行かないような観光地に行きたい!という方にはおすすめの施設ではないかなと思います。

今日も読んでいただきありがとうございました。
明日は、エギスハイムを紹介します!

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