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ノーサイド・ゲーム 小説とドラマの雑感 第3話

第2話も観てるんですが、あまり面白くなかったので感想もとばしちゃいました。

でも第3話は良かったですよ。これは面白かったのでこの感動を残しておきましょう。

まさかの現役力士

もう冒頭から大爆笑でしたね。

現役の大関じゃねーか。
いやあTBS本気ですね。まさかTBSで栃ノ心の取組が見れるとは。
どうやらTBSもNHKをぶっ壊すつもりなんじゃ。。。

でもTBSにはまだまだNHKをぶっ壊せませんね。

なんで下にスパッツはかせたんだろ。。。
相撲へのリスペクトが感じられないよ。。。

しかしみんないい身体してますね!

エンブレム

ところで第2話では気づかなかったんですが、いつの間にかアストロズのエンブレムができてましたね。

どう見てもロケットです。自動車の会社なのに。
こりゃ確実に佃製作所が噛んでますね!

あとエンブレムつながりで気になったのはこちら。

こちらは今シーズンのトップリーグ参加チーム

いやぁ、似てるロゴがちらほらしてますね!
どこのチームのモデルなのか眺めてるだけでも飲み会成立しますね、これは!

追加予算と家庭 果たして本当にエリートなのか

ここ少し小説と違う場面なんですが、この有馬真吾というマネージャーかなり頭おかしいですね。

ウェブサイトの構築費用の100万円、取締役工場長はともかく直接の上長である総務部長の稟議なしで勝手に決済してるんですね。
ボール300個も選手たちがサインしている画が出てきただけなんで、発注したのはこいつでしょうね。
ボランティア続きで一部選手達から不満が出てくるシーンでは練習時間無視してボランティアの予定入れようとしてましたね。。。
佐々選手はちゃんと分担すればって言ってましたけど、これは完全にこのサイコパスマネージャーのスケジュール感のなさによる不和ですよ。間違いない。

この辺がこのドラマと小説の最大の違和感なんですよね。エリートサラリーマンが家庭では奥さんの尻に敷かれているのはまあいいとして、職場でのマネジメントが全然効かせられてないんですよね。アイディアも思い付きの行き当たりばったりだし。

でも尻に敷かれてるってレベルじゃないですよね。
夫の持って帰ってきたファンクラブ用のチラシを目の前でくしゃくしゃに丸めて捨てますか。普通。

冬月先生はどこへ行ってしまったのか。。。

「口説くならちゃんと口説いて」のセリフは聞き様によってはいいセリフですけど続くセリフで台無しですよね。
「アストロズのどこがいいのか」

えええぇぇぇぇ、そこですか!!?
ラグビーの魅力とか家族のつながりとかではなく。
ママ友が入ってるからという理由でFC東京のファンクラブに入ろうとしてた人が。それ、言う?

ラストシーンでも松たか子の姿はスタジアムになかったですね。。。
もちろん映らなかっただけかもしれないけど。

これは完全に妄想ですけど、君嶋真希は君嶋隼人とトキワ自動車の同期入社で評価は真希の方が高かったんだろうと思います。しかし、隼人と結婚・出産で退職を余儀なくされる真希。
一方、自分より評価の低かったはずの隼人はいつの間にか同期トップで本社内で昇進を繰り返し、経営戦略室次長まで登りつめた。。。
いや、妄想はこの辺にしておこう。

里村選手

今回の主人公はこの里村選手でしたね。

ボランティアより練習を、というのはわかります。サイコパスマネージャーの仕切りじゃ怒るのも仕方ないですよ。。。
だって、当初削るのはオフで、練習時間じゃなかったんだから。
その意味じゃ彼もまた被害者。。。

その後の居酒屋で激昂するシーン。

君嶋の日本ラグビーの将来、子どもたちの将来に向けた話は非常に胸をうつものでしたね。セリフは概ね小説と同じなんですが一点、決定的に違う箇所がありました。

「(前略)そうなるかどうかは、選手諸君のがんばりにかかっている。いまやグラウンドだけが、君たちの戦場じゃない。力を貸してくれ、頼むーーヒロ、わかってくれ。ユウキも」(126頁10行目)

小説の(本当のエリートである)君嶋は、きちんと趣旨を説明したあと、不満を漏らす個人に対しても個別に訴えかけます。

かたやドラマでは、普段決断力のないキャプテンが自分に酔いながら病院での出来事を訴え始めました。。。
ミーティングルームで答えられなかったキャプテンこそが里村の名前を呼んでやらんといかんだろ。。。

安西選手も監督の言葉よりも「キャプテンがそこまで言うなら」と留飲を下げられる余地をつくったのはいいけど、せっかく隣にいるんだから里村の肩をたたいてやるくらいしてもいいじゃないか。
そこら辺が元ラグビー選手を起用する演技力の限界かもしれませんね。。。
ちなみに安西を演じるのは齊藤祐也と言って、サイズで劣る日本人がナンバーエイトでフランスのプロになった初めての日本人選手です。首の太さは世界一だったと思いますよ。

役者つながりでいうと、正直里村選手はずっと佃製作所の営業第二部長だと思ってました。。。

似てますよね!!?

ちなみに本当に里村を演じるのは佳久創っていうやはり元ラグビー選手みたいです。ちなみに齊藤祐也と共に明治出身。
だったらなおさらフォローしてやれよ、って関係ないか。。。

里村はこの怒りをどう沈めたのか気になってたら次のシーンで、全力で子どもたちと遊んでましたね。

急すぎて爆笑でした。
ちなみに子どもはかなり怖がってるように。。。

里村選手、これから注目ですね!

日本蹴球協会

第1話を観たときは、描かれないんじゃないかとドキドキしてましたけどしっかり描かれそうですね。往年のラグビーファンとしてはやはりここにしっかり切り込んでもらわないと!

それにしても尾藤イサオ、いい顔してますね。
上川隆也だけが悪役だと悪い顔した奴がいなくて淋しかったですよね。画力できにも。

いやぁ、来週も楽しみです!

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