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種子島に移住する計画中。 失敗も含めて経過を記録していく予定で、45歳の誕生日にno…

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種子島に移住する計画中。 失敗も含めて経過を記録していく予定で、45歳の誕生日にnote再開しました。

最近の記事

お誕生日の再スタート

今日は、45歳の誕生日。キリが良くていいな。 昨日の夜、12時を回った瞬間夫が「お誕生日おめでとう」と言ってキスしてくれた。 45歳になっても、こんなに愛されてて幸せだなあと思った。 (歳を取ったら愛されないっていう価値観も変だよね。ずっと愛されてたい。) ここ最近、将来のことを考えて少し不安になったり楽しみになったり、でもやっぱり怖いなと思ったり。 そういうのも全部書いていけたら良いなと思ってnoteに戻ってきました。 将来のこと、というのは種子島に移住するとい

    • 「人に迷惑をかけてはいけない」と躾けることへの違和感

      息子が小学校に上がってから、 懇談会の自己紹介で驚いたことがある。 約半数くらいの親が 「〇〇なので、ご迷惑おかけするかと思いますが よろしくお願いいたします」 と言うのだ。 「〇〇なので」の部分は 「おしゃべりなので」 「活発なので」 「遊ぶのが大好きなので」 などの、子どもの特徴が入る。 それ、長所じゃないの?と思うし 「ご迷惑おかけします」っていう必要ある? と何年も思ってきた。 だって、お互い様なんだもん。 小学生が同じ教室に何十人もいて

      • 「結果をすぐに求めるな」という言葉に驚いた話

        人の一生は重荷を背負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。 徳川家康さんの、言葉らしい。 私はこの言葉を、30歳過ぎてから知った。 なんというか、 世の中、すごいスピードで動いているのに、 「急ぐな」っていう人がいるってことに驚いた。 いや、現代人が言ってるわけではないけれど。 でも 戦国時代だって、きっと今とは違った 忙しさがあったはず。 寿命も短いし。 「早く結果を出すこと」 「効率がいいこと」 「無駄がないこと」 がいいとされている世界で生き

        • 自分の中で生きている自分を取り戻すために〜日記療法のすすめ〜

          先日、うつ病の人が書いた漫画で 「日記療法」という言葉が あることを知った。 うつ病だった時期、 自分でも自発的にやっていて、 薬よりも何よりも 「気持ちを文字にする」ことと 「睡眠」がよく効いたから うつ病の人や、生きづらくて苦しい人に勧めたい。 その日あったことじゃなくて、 自分の気持ちが片付けられない時に 気持ちのヒダに沿った言葉を探して文字にしていくという 自己治療だったから、 正確にいうと日記じゃないんだけど。 私は子どもの頃、自分を生き

        お誕生日の再スタート

        • 「人に迷惑をかけてはいけない」と躾けることへの違和感

        • 「結果をすぐに求めるな」という言葉に驚いた話

        • 自分の中で生きている自分を取り戻すために〜日記療法のすすめ〜

          ジェンダーについての講座を受けた後の、私のささやかな変化

          最近、LGBTQについて いろんなところで聞くようになった。 私も、息子のために性教育を学ぼうと思って 動き出した時、 その延長線上でトランスジェンダーの鶴岡そらやすさんという方に 出会い、鶴岡さんがやっている講座を受けてみた。 最初に印象的だったのは「性は、揺らぐ」ということ。 そしてそれは、人によっても揺らいでいるし 日によっても揺らぐ、ということ。 物差しをイメージして聞いてほしい。 男性と女性を両極端に位置させるとしたら 自分の体はどの位置にある

          ジェンダーについての講座を受けた後の、私のささやかな変化

          「好き」を見つける難しさ

          最近はあんまり聞かなくなったように思うけど、 「好きを仕事に」って言葉を何年か前から目にする。 好きなことで生活できたら楽しいだろうね。 でも、自分が「好き」だからって そこに需要があるとは限らないわけで。 需要がなければ、お金は流通しないわけで。 ただ単に「好き」からお金を産むことは 難しいんじゃないかなって 昭和生まれの人間は構えちゃうわけで。 そもそも私は、 「自分が何を好きか」を掴むことの方が 難しい気がしている。 最初から自分を信じて 自分

          「好き」を見つける難しさ

          家事をやる人

          ずっと前、何が原因だったか忘れたけれど 夫とケンカしてた時 「パパ、いつも洗濯物とかたたんでくれてるじゃん。 許してあげて」 と、息子に言われて笑ってしまった。 そしてもちろん、仲直りした。 だって、息子のその言い方が ホントに可愛かったから。 その時思い出したこと。 うちの両親は教師で、 同じ市内で働いていた。 だから、ほとんど仕事内容は一緒。 それを知っていてうちの兄(当時小4)が、 「ぼく、男に生まれてよかったー」 と。 「なんで?」と母が

          家事をやる人

          信じて待って、責任取らせて。

          椎原崇さんと言う人が好きで 毎日メルマガを読んでます。 昨日、「子育てに成果主義を入れないで」と書いた後 椎原さんのメルマガ読んだら 私が言いたかったことが もっともっと噛み砕いて書いてあった。 抜粋させていただきます。 「自分を信じる力が強い人が これからの社会では自分らしく生きていけるよ」 という話の中で 〜中略〜 その「自分を信じる力」が強い人の特徴として、 身近に そのままを信じてくれる人がいる そのままを見守ってくれる人がいる というの

          信じて待って、責任取らせて。

          子育てに、成果主義を入れないで

          昨日、朝のニュースで西野カインさんという絵描きさんを見た。 「生きづらさに寄り添いたい」と描いている絵は 共感をよんで、たくさんの人の心を救っていると。 (西野さんのTwitterより、拝借しました) その中で、カインさんに救われているという 20代の女の子の話が気になって。 短大を卒業して美容関係の会社に内定もらってたけど パニック障害などで就職を断念したというこの女の子。 「なんの役にも立てないじゃん 社会にいる意味なくない? え、じゃあ、生きてる意味

          子育てに、成果主義を入れないで

          子どものグリーフに寄り添う

          もう、ずいぶん前のことのようだけど。 数えてみたら4年前のこと。 息子はまだ4才になったばかりだったけど 日に日に葛藤が大きくなっていくのが 目に見えて伝わってきていた。 「僕にもパパがいたらなぁ」って。 「パパがいたら、どんな感じなのかなぁ」って。 そう思っているのがよくわかる。 「お友達がパパに肩車してもらって 帰るのを、あの子、ずーっと目で追ってるのよね」と 母に言われ。 言われるまでもなく 息子が男親に対しての強烈な憧れを抱いているのは わか

          子どものグリーフに寄り添う

          #夢のはなし 備忘録

          9月14日付けの新聞。 「市場は誰かが守らなければ」 という言葉にシビレた。 かっこいい。 私、4年後には種子島に帰って 休耕田を借り上げて オリーブ農園をやりたいの。 オリーブの苗を取り扱ってる 会社の社長さんから 何年も前から勧められてて ちょっと暗示かかってるってのも あるかもしれないけど。 島の養護施設の人に手伝ってもらって 農副連携事業で 地域貢献しながらのんびり豊かに暮らしたい。 オリーブ作る前に この方に相談しよう。 売れる品種

          #夢のはなし 備忘録

          代わりのいないジブンを実感した時

          ある日、城田優さんを見ていて思った。 NHKの番組で、歌を唄っていたので 「この人は、背も高いしイケメンだし 歌も上手いんだ。 俳優さんとしても評価されているし、 なんでもできるんだなぁ」 ずっと以前なら、 こんなふうに「なんでもできる人」を見ると 「何にもできていない自分」と引き比べて 落ち込んでた。 相手が芸能人でもそうでなくても 「何かに秀でている人」を見るのが 辛かった。 何者かにならなければならないと 自分を縛り付けていたから。 でも、

          代わりのいないジブンを実感した時

          お金の使い方を、受け継ぐ

          うちの母は、昔はいつも 「お金がない」的なことを言っていた。 「お金がない」と言いたかった理由としては 同居してた祖母が、 「お寺さんの雨どい直すから一口30万円出して」 とか 「おじいちゃんの23回忌は京都の知恩院さんでやる」 とか 無茶振りしてたからもあると思う。 祖母の無茶振りは だいぶ大人になってから聞いたことなので 子どもの頃は 「うちは、お金がないんだ・・・」と 思ってた。 実際 私が5年生のとき、冬服が1着しかなくて 同じトレーナ

          お金の使い方を、受け継ぐ

          ママの生理を家族で共有するメリット

          私は毎月 「今日から生理だから」と宣言する。 そうしないとしんどいから。 というのもあるけど 息子の性教育のためでもある。 最初は息子が2歳半くらいの時 「ままー、 このおちんちんのうしろのまるいのナニ?」と聞いてきた。 あ、やっぱり来たか、と思って 「そこは、赤ちゃんになる卵がいっぱい入っているから 大事なところだよ。」 みたいな感じでサラッと話した。 その後、大体同じくらいの時期に コンビニでエロ本の前に立ち止まり 「まま〜、おっぱい!」と大き

          ママの生理を家族で共有するメリット

          「もの喜び」というコトバを知って、母の教えに輪郭ができた話

          ずっと以前、読んだ雑誌の中で 西加奈子さんという作家さんが話していたこと。 ”祖母と母は普段から「ありがとう」ってよく言う人なんです。私はあんまり言い過ぎると真実味がなくなるんちゃうか、と思っていたけど、本当に「有り難い」事なんだから、言いすぎることはないと言われて。例えば、財布を落とした時に「これくらいで済ましてもらって有り難い」と考える。人によっては共感しづらい人もいるかもしれないけど、私は救われる。” というくだりがあって、驚いた。 うちの母も、こんなことを言う

          「もの喜び」というコトバを知って、母の教えに輪郭ができた話

          子どものもう一方の手を、私と同じ責任感で繋いでくれたから。

          今の夫とは、息子が4歳の時に出会った。 仕事がらみで出会って、割とすぐに付き合い始めたけど 結構腰が引けてて 結婚するのは息子が成人してからでいいか と思っていた。 でも息子に「パパがほしい!」と言われて ハッと目が覚めて 「じゃあ、本格的に将来を考えようか」と いう話になった。 それからは 息子のペースに合わせながら 週末だけ一緒に過ごすとか 少しずつ距離を縮めていったんだけど。 私は仕事がしたかった。 というか、 しなきゃ生活が成り立たないし

          子どものもう一方の手を、私と同じ責任感で繋いでくれたから。