私は毎月

「今日から生理だから」と宣言する。

そうしないとしんどいから。

というのもあるけど

息子の性教育のためでもある。

最初は息子が2歳半くらいの時

「ままー、

このおちんちんのうしろのまるいのナニ？」と聞いてきた。

あ、やっぱり来たか、と思って

「そこは、赤ちゃんになる卵がいっぱい入っているから

大事なところだよ。」

みたいな感じでサラッと話した。

その後、大体同じくらいの時期に

コンビニでエロ本の前に立ち止まり

「まま〜、おっぱい！」と大きな声で指さした。

偶然かもしれないが

その時５家族ぐらいで遊んでて

子どもが7人いて

女の子が一人男の子が6人

男の子全員、エロ本の前にずらっと並んでた。

うーん、

これは、性教育をきちんとしていかなくちゃ

いけないんじゃないの？

と思わせるには十分な光景。

（その後、ミニストップがエロ本完全撤去してくれて、

最近は、その手の本が置いてるコンビニも減ってくれて嬉しい限り）

そこで、

「パンツの教室」という講座の体験会に行き

「男の子に性教育は必須！

加害者にならないためにも」と言われてびっくり。

そうか、性教育って

加害者にも被害者にもならないように

防犯になるものだったのか・・・

単純にその頃、シングルマザーだったので

男の子の体の成長過程が分からなくて戸惑いそうだったから

勉強しに行ったんだけど

衝撃を受けた。

自分の息子が

加害者になる可能性

なんて考えたことなかった。

そんなこと、考えたくないよね。

でも、セックスの仕方がわからなかったり

エロ動画をお手本にしちゃうと

歪んだ知識になっちゃうから

有り得なくないそうで。

結局「パンツの教室」という講座は体験会だけしか

受けなかったけど

その講座を作ったノジマナミさんという方の本を読んで

「生理も伝えていい」と書いてあったので

そうなんだ！と早速実践。

それまでは、お風呂はもちろんトイレも一緒で

生理の時は

「まま、血が出てる！」と言われても

「あ、だいじょぶだいじょぶ」と

適当にごまかしてたけど

正々堂々と

「生理だから！」と言えるのはラクチン♪

で、ついでに

「生理っていうのはね、、、」と

赤ちゃんが産まれるわけを話すと

息子氏も「ふーん」と聞いてくれる。

今では生理でお腹痛そうにしてると

労ってくれる優しい小学生になりました。

その後再婚した夫には、

「生理ちゃん」という漫画が流行った時

「これ読んで〜」とURL送ったらすぐ読んでくれて、

生理ちゃんのLINEスタンプをプレゼントしてくれた。

なので、

毎月ありがたく使ってます。

生理が来た日には

終わったら

というスタンプのおかげで

生理のサイクルがよくわかる。

ありがとう生理ちゃん。

伝えやすいよ。

普段メッセンジャーでのやり取りがメインだから

LINEはほぼ生理日記のようになっていて

健康診断などで最終生理日を書かなきゃいけない時も

焦らなくなった。

ちなみに男の人の中では

「生理って、おしっこみたいに我慢できる」

と思っている人や

「出る量を自分でコントロールできる」

と思っている人もいると聞いて

びっくりした。

おいおい、どこの情報なんだい。

『私が考える、ママの生理を家族が把握するメリット』

✅ママの機嫌が悪いのはもうすぐ生理だからかね？と男同士で共有&想定できる＝対応できる

✅お腹痛くて動けない時に無理に家事やらなくていい感じの雰囲気

✅生理周期って意外と自分では忘れてるけど、自分でイライラの原因がわからない時「もうすぐ生理だからじゃない？」と指摘してもらえる

まあ、そのほかにもきっといろいろ。

息子には

女の人っていうのは

毎月お腹痛い頭痛いだるいって時期があるのを

自然なことだと受け止めてくれる人に

なって欲しいな。

モテるぜ、きっと。

おすすめ。

小山健さん 「生理ちゃん」