見出し画像

コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦/ 高松 智史 (著)

こんにちは!高松さんブームなので、最新刊も読みました。

BCGの最初の3年に学んだスキルをぐーーーっと詰め込んでいます。基本的なロジや資料のお作法が学べますのでこれからコンサルになろうという人にはいいのではないでしょうか。社会人全般におすすめですが、ちょっと泥臭い部分が多いので効率を求める今時の社会人の方には古いと感じる可能性があります。(一歩間違えるとパワハラになりそう)


コンサルといえば構造化

まず、コンサルといえばなんでも構造化です。
構造化、、、何すればいいのかというところですが、体感としまして、上手の箇条書きだと思います。
上手な箇条書きとは、単に・を並べるのではなく、各項目を同じレベル感で並べることです。
コンサルの口癖である、「根拠は三つあります。一つ目は〜」構文もこれ。
この本では更に、三つありますではなく、各項目をカテゴリーに分けて、「カテゴリーに分けると、このカテゴリーは⚪︎⚪︎で〜」と話せるようになれということらしいです。

アウトプットを作るプロセス


アウトプットはこのプロセスで作るそうです。
論点→サブ論点→TASK→スケジュール→作業→アウトプット
ちょうど仕事でアウトプットに悩んでいたので助かりました・・・
ちなみにこのアウトプットも初めからPPTで作り始めるのではなく、まずWordで土台を作ってからやるのが基本だそうです。

プロコン

コンサルの好きな言葉にプロコン(Pros & Cons)があります。
意味はメリットデメリットです。(そういえよ)仕事上で使うならいいのですがプライベートで使い始めたら危険です。

資料でプロコンをまとめるときはまず評価基準を定めることが重要だそうです。

チャームが命


コンサルタントはチャーム(愛嬌)が命です。どんなに頭が良くてもクライアントと上司に嫌われたら終わりです。
どんな時も笑顔!
チャームってBCG独特な言い方な気もする。
そして日本は減点方式の世界なので、ランチでは社員証はぶら下げない、小外での会話に気をつけるなど基本的な所作が命とりだということも書かれています。
(チャームは私の課題です)

プロジェクトはDay0が命


プロジェクトにアサインされたらキックオフの前に徹底的に準備しろということです。コンサルタントは金曜日にアサイン決まったら土日に勉強するとのこと。こういうこと今のご時世に職場で言うとパワハラ上司になるので気をつけないとですね。

説明はフレームワークで


プレゼンで説明するときはフレームワークを活用するようにとのことです。ちょうど仕事で資料作成があったので活用しようと思います。

イネイブルメント


最近よく聞く言葉なのですが、戦力化って意味なんですね・・・すぐ忘れそう。

全部で99個


全部で99個もあるのでここで全部説明は無理なのですが、刺さった部分だけメモしました。多分読むときによって自分の中での課題が違うと思うので、ふとしたときに参考書がわりに読むのが良さそうです。


この記事が参加している募集

読書感想文

拙い文章にありがとうございます!!精進します。