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我が家のラン活にまつわる話

うちには三歳差の長男と次男がいる。
これがまた全然性格が違う(なのに何故か超絶仲良し)。
そんな二人のラン活について。

初めてのラン活

長男のためのラン活は、つまり私にとって初めてのラン活。
お洒落さや高級ブランドには興味ないけど、かといって安さ重視でもなく、
大手で機能性重視で好みのデザインを選べそうな…と調べた結果、
フィットちゃんのオーダーメイドに行き着いた。これは良さそう!

長男の希望とその後

とりあえず本人にシミュレーションさせたところ、
「ぼくチョコレートが好きだから💕」という理由でチョコ色に惹かれていた。
理由はなんとも子供らしくて可愛いが、
出来上がりは本体がチョコ色でフチが黒という大人っぽいものに。
本人の知的な雰囲気とも合っててめっちゃ良いじゃん!ってことで、ほぼ決定。
一応フィットちゃんショールームにも足を運び、既製品の背負い心地を確認。
そしてそのまま5月中に注文し、初めてのラン活はさくっと終了。

なお、12月に実物が届いた時は大喜びしていた長男ですが、
入学後に同級生男子の9割が黒ランドセルだとわかった時期は
「僕も黒にすればよかったかな…」と漏らしたことも。
でもなんやかんや一周回ってチョコ色のランドセルを大事に愛用している。

3年ぶり二度目のラン活

今回も安心と信頼のフィットちゃんにしようかな〜
色は…長男がチョコ色だから、次男はネイビーかグリーン系がいいな〜
(※私も夫もとにかく黒以外のものを望んでいた)
まぁまずは本人の意見を聞いてみよう!

次男の希望と私の葛藤

…ということで、軽い気持ちで「何色のランドセルがいい?」とふったら、
「レインボー!!」と即答する次男。
レインボー!?そんなんないやろ〜と思いつつググったら……あったんです。

ぐっ…めっちゃ個性的でかっこかわいいじゃん…
自由で陽気でファンキーな次男の雰囲気にもピッタリだ…
でも、さすがにちょっと奇抜なのでは??
HPを覗き込んだ次男はすっかり一目惚れして「絶対これ!」と言ってるが。。
まぁまだ年中さん12月だし気持ちも変わるかもしれん、ここは様子見だな。

そして時は流れ半年後

ネイビーやグリーン系のランドセル画像をいくつか見せてきたが、
なんやかんや気持ちがブレない次男。
展示会にも足を運んでみた。
レインボーの実物と一般的なランドセルの実物を見た上で、どう出るかと。
結果は、よりレインボーに心奪われた形となったw
「ぼくピンクが好きだから、必ずどこかにピンクが入っていてほしい」とか。
私はというと、
小学校で悪目立ちしないだろうかとか高学年まで使ってくれるだろうかとか、
葛藤の渦に飲み込まれてまくっていた。
(デザイン自体は私も魅力的だと思っていたけど、現実的な心配が〜〜💦)
また、カブセ以外の色はほぼメーカーにお任せというのも不安材料のひとつ。
ちなみに実家の親に相談したら、案の定、微妙な反応。

さらに4ヶ月後

気付けば年長さんの10月末。時間がない。
この時期には「ランドセルどんなのにした?」と訊かれる機会も徐々に増え、
そのたびに次男は「レインボー!」と答えちゃってる。
もはや訊かれてなくても「僕のランドセルはレインボー🌈」と言いだす勢い。
まさか5歳児に外堀を埋められるとは…笑
これはもう、この子の望みを叶えてみよう!
起こるか起こらないかわからないことを心配しても仕方ない!
…とようやく腹を括り、注文。
即決of即決の本人と葛藤of葛藤の私による波乱のラン活は、これにて終了。

届いた実物と入学後の現在の話

そして12月に届きました、実物が。
カラフルながらもすっきりまとまった配色の、申し分ない素敵なランドセル。
HPや展示会で見たどのレインボーよりもセンス良いのでは!?と思うくらい。
本人はもちろん大喜びで、
入学後も「このランドセルにして良かった🎵」と大満足で通学している。
そんな彼を見ていると、私も「本人の希望を叶えて良かった…!」と安堵。

今のところ、同級生からネガティブなことは言われてなさそう。
それどころか、面識のない上級生からも好意的に認識されていたり。
「新入生の中にすごくカラフルなランドセルの子がいて可愛い❣️」と。
(↑その子のお母さんが教えてくれた)
近所で会う顔見知りの大人たちも、遠方に住む祖父母も、
「こんなランドセル初めて見た!似合ってて素敵だね!」と言ってくれる。
このランドセルが、学校生活における次男のトレードマークになるかも?

二度のラン活を経ての感想

兄弟でもこんなに好みが違うなんて!!
長男のシックなランドセルも、次男のクレイジーなランドセルも、
それぞれ本人に似合っていて、背負う姿を見るたびに惚れ惚れする毎日。

そして、本人の希望に沿う形が、親としても一番後悔しないなーと思う。
下手に誘導して“自分が安心できる選択肢”を選ばせたりしなくて良かった。
……いや違う、誘導自体はさりげなくしていたんだ。
でもその誘導に乗らず、意志を貫いてくれた次男に今は本当に感謝している。
ここで彼が私に丸め込まれて普通のランドセルを選択していたら、
目先の安心感は得られただろうけど、私の心には一生しこりが残っただろう。

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