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【無料】円安って?今更聞けない方へ

円高の影響が出ています
円安で旅行客が増えています

ニュースでよく聞く円高・円安

今でもよく分かっていない方いるんじゃないかと思って、
最低限知っておきたいことをさらっとまとめてみました。


円高と円安は逆にすれば理解できるので

「円安」について話していきます。

円安

文字で書くと日本い。

高い、安い、強い、弱い

みたいな尺度を表すような形容詞は

「何に対して」という比較対象が大事です。

「数学の点数高かった。」
といわれても
「何に対して?」
と思いますよね。

前回の自分より高かった
とか
周りのみんなより高かった
など比較対象が無いと言葉として成り立ちません。

では「円安」は何に対して安いのか?

ドルやユーロなどの外国の通貨

とネットなどで調べると書いているものもありますが、
正確には間違いです。

正しくは
外国の通貨に対して、少し前の円より今の円が安くなっている(価値が下がっている) 
となります。

特にニュースで言う場合、外国の通貨は十中八九「米ドル」なので

一般的によく聞く
円安=米ドルに対して、少し前の円より今の円が安くなっている

というのが正しい定義となります。

ここで疑問がいくつか浮かぶと思うので
順番に解説していきます。

なんで米ドル?

米ドルが世界で一番(影響力が)強い通貨だから。

世界の通貨の中心は現状米ドルです。

こういった通貨を「基軸通貨」と言いますが、
別に覚える必要は無いです。

少し前っていつ?

これに関しては「あいまい」です。

明確にどのくらいの期間で安くなったら「円安」
というのはないです。

ある程度の期間で見てじわじわと円安になる場合があれば
重要な会議で一夜にして円安になる場合もあります。

円が安くなっているって何??

1ドル=100円

1ドル=150円

これが円安です。
何回見てもピンと来ない方もいると思います。

少し数学の考え方を使ってみましょう。
おなじものを「X」で置き換えるというものがあったと思います。

これを利用して1ドルを身近な「いろはす」
で置き換えてみようと思います。

いろはす=100円

いろはす=150円

いろはすめっちゃ高くなってる!!
そう思いますよね。

これは見方を変えて主語を「円」にすると

円がめっちゃ安くなっている

これが円安です。

いろはすを1ドルに戻すと

ドルが高くなって円が安くなっているのです。

あれ?これ他の言葉であったような。。

そうです。
本当にいろはすだった場合は「インフレ」といいます。

インフレの場合も
「円」は安くなっている(価値が下がっている)のです。

インフレの方がイメージしやすいですが
原理は円安も変わらないということです。


読んでいただきありがとうございました。

皆さんの資産形成が上手くいくように願っています。

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