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すごく簡単に『アメリカ債務上限問題』

アメリカに債務上限期日が近づいております

世界経済の中心地アメリカ
残された猶予はあと10日

破綻までのカウントダウンが始まりました


アメリカ破綻するのか

経済大国アメリカが
債務不履行(つまり破綻)へのカウントダウンが始まっています

ことの発端はコロナがきっかけ
財政出動をしたアメリカ(全世界だね)は
大量の国債を発行して
アメリカドルを大量に刷りました

その結果
コロナでの経済打撃は乗り越えられましたが・・・

大量すぎたんです(すごく簡単にね)

その結果
急激な物価上昇を起こし始めます

これはまずい・・・

そう判断したアメリカ政府は
2021.11頃にこのように声明を発表しました

2022年からは金利を上げていく

その結果・・・
アメリカ経済は苦しくなっていき
副作用は銀行の破綻を引き起こしました

過去のバックナンバー
2022.1のブログ
金利と株価予測が書いてあります

https://ameblo.jp/k-kajima-to-shi/entry-12719408654.html

そんなアメリカだからこそ
銀行も救わなきゃいけない
経済もなんとかしないといけない

そのための財源がつきそうなんです



日本も借金大国なのに・・・なぜアメリカはヤバいのか?

それは制度の違いです

日本では債務上限の額を決めていません
つまり無限に借金ができる状態です

え?それはそれで・・・

って感じた人はこれを知っておいてください

1万円札をはじめとするお札は
国債を発行しない限り
新しく作り出すことはできません

現在の金融は
このような仕組みなっています


話戻します

そんなアメリカには
その仕組みのもとになる
借金の額に上限を決めているんです

だからこれ以上
ドルを新しく作り出すことが
できないんです

その結果が
・・・・・と言うわけです


今後はどうなるのか?

バイデン政権と共和党が
どこまで歩み寄れるかだけなんです

お互いの主張はこうです

野党・共和党
バイデン!お前のせいでこうなったんだ
だからもう同じことはさせない
支出を絞れ!低所得者向けの保険などにお金を使うな!
(すごく簡潔に書きました)

バイデン政権
そんなことしたら低所得者たちはじめ
アメリカがくしゃくしゃになってしまう
だからこっちも他のところで支出削減はする!
だから債務上限を引き上げるんだ!

でも肝心なバイデン大統領は
G7で日本にいました

帰りの便の中で
電話対談などはしたみたいだけど・・・


結局何も決まっていないんです


このままだとどうなるのか?

アメリカは資金繰りに行き詰まります
事実上の破綻です

まぁすぐに手は打ってくるでしょうが・・・

それでも元払いができない状態になれば
ドルから世界中で一斉に抜かれます

ドルストレートはドル売りになるし
アメリカ国債は大量に売られます
そうなればアメリカ国債のほとんどを保有する
アメリカの銀行からお金が出ていく形になり
銀行破綻(近しい状態)が起こる可能性もあります


そうなれば・・・
リーマン・ショック級の・・・
そんな事態を想定できます


と言うのが
すごい簡単に説明する
今のアメリカ債務問題です


対岸の火事では済まされないこの問題
投資だけでなく・・・
経済の目線でも見守りましょう





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