インドネシア・バンダアチェ遠征
2017年11月、インドネシアのバンダアチェで“2017 Aceh World Solidarity Tsunami Cup”というサッカーの国際トーナメント大会が開催されました。モンゴル代表に帯同した時の、様子をご紹介していきます。
誤って、中国・昆明遠征を先に出してしまい、時系列が前後入れ替わってしまいました...
バンダアチェ
インドネシアの中で最も西に位置しており、タイのプーケットに近いです。ご存じの方もいるかと思いますが、2004年に発生したスマトラ沖地震と津波により、甚大な被害を受けた地域です。
今回の大会はその復興に関連したものでした。ネットには詳しく情報がたくさんあるので、気になった方はぜひ調べてみてください!
バンダアチェの街並み
ヤンゴン~バンダアチェ
11月末からミャンマーのヤンゴンで、1週間トレーニングキャンプをしていました。
今回のルートは以下の通り。
ヤンゴン(ミャンマー)→クアラルンプール(マレーシア)→メダン(インドネシア)→バンダアチェ(インドネシア)
丸一日かけての移動でした。
ヤンゴン~クアラルンプール間の機内食
バンダアチェ上空
入国手続きを終えると、音楽隊や取材陣が多数待ち構えており、なかなかの歓迎ムードでした。
Hermes Palace Hotel Banda Aceh
外観はそうでもないですが、プールも利用できるし、部屋は綺麗でした。
東南アジアではよくみかける、ホテルにドリアン持ち込み禁止の看板。
ACEH WORLD SOLIDARITY
この大会はインドネシア、ブルネイ、キルギスタン、モンゴルの4ヶ国が参加しました。
大会の前日にはウェルカムパーティ。様々な催し物がなされ、その中でも下の動画にある男性たちの独特で激しいダンスが印象的でした。
さて大会では、我々のモンゴルチームはインドネシアとキルギスタンに敗北。ブルネイとは互いに2敗同士であり、スコールにより中止となりました。
この毎日激しいスコールで、グラウンドはぐちゃぐちゃ。
どれくらいかというと、怪我人が出た際、ピッチに駆け出した私の靴がぬかるみにハマり、脱げてしまい、さらには止まりきれず滑って転ぶ醜態をインドネシアの全国放送にばっちり映ってしまうほどの最悪なピッチコンディション。(実話です。2年以上経った今でも選手にいじられます。)
インドネシア戦ハイライトの動画です。ゴール前がひどくぐちゃぐちゃなのが伝わるかと思います。
さらには、DFの選手が滑った相手と接触して、ACL・MCLの断裂をしてしまいました...
スタジアムを出るときには現地の方々が出待ちをしており、声援と拍手で送ってくださった。なんとも温かい。
ちなみにロッカールームは縦長に広く、スパイクを履いた選手は滑って転ぶほど床はツルツルでした。
周辺観光
うちのチームではよく、朝食後や半日オフのときに散歩をします。異国の風を感じられるため、非常に好きな時間です。
また、最終日には海岸へ。津波の被害を感じさせないほど綺麗なビーチでした。海はかなり濁っていましたが。。。
あと、余談ですが床屋やマッサージ店にも行きました。バンダアチェで最もイカす髪型をお願いしますと注文。全く気に入らなかったけど、ホテルの人にはイイね(苦笑)と言われたので結果オーライ。
マッサージは、選手たちが受けるついでにせっかくだから経験してみなよと、チームがお金を出してくれました。怪しい雰囲気ですが、特別なことはない普通のマッサージ。
最後に
今回学んだのは靴と走り方の重要性。
普通のランニングシューズできつく結んでいたけど、泥で重くして、奪い取ってしまうインドネシアのグラウンドは悪魔です。ちゃんとしたシューズを買うことにします。また、練習の時からぬかるみでどう走るべきか研究しようと思いました。(もちろん嘘です。笑)
事前に情報収集していたけど、予想以上のスコール。
”バケツをひっくり返したような雨”
よくある例えですが、個人的な印象としては”カスピ海をひっくり返したような雨”でした。それもまたこの国の特徴。いい経験ができました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!ぜひ他の記事にも目を通してみてください。
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