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罪と咎と、バイオレンスコミットメント。

朝起きた瞬間から、というか昨日から引き続き、酒焼けのようなひどいハスキーヴォイスになっており、悩ましいのだか嬉しいのだかわからない状況になっている。いや、嘘だ。早くもとにもどってほしい。これはこれで楽しいのだが、やはり高音が出ないのは至って不便である。本番まであと今日で12日だ。おおぅ、来たなァ。つ、つ、つ、ついに来たなァ。なにげにわたしは、今回の主催は手術後はじめてだ。と、いうことはだ。約4年ぶりくらいだ、ということになる。なかなかに、実はこう見えて、緊張しているのかもしれない。全くもって関係のない話だが、エレカシの、我が最大の押し、宮本浩次が金曜日から体調不良らしい。わたしも金曜日から調子が悪いので、「おおお!!!!!!被った!!!!!!!!」と思ってかなーーーーーーーりテンションが上がっている。不謹慎極まりないし、アホな話ではあるのだが、正直わたしの心は、宮本浩次に甘えっパナシなところがある。わたしが気が狂わずに、いや、既にもう大分狂ってはいるのだがそれでも楽しくやれているのは宮本浩次の存在のおかげだ。わたしは彼が好きだ。彼の純粋さが好きだ。たしかに言いたい放題言ってしまって誤解されて、いろんなひとから恐れられてレコード会社もクビになってそれなりに反省の色がみられる音楽もつくってそれが受けたりしてて、でもやっぱりガストロンジャーみたいな曲もしっかりと作っててkjとコラボしてて、もう、なんかそのすべての行動が好きだ。魂が好きなんだ、彼の。舞台で暴れまわる感じも、子供のようになってしまうところも、というか子供とか赤子のまま生きている感じが、好きだ。憧れているのだろう。もちろん、社会性も必要っちゃ必要だが、それでも宮本浩次を見ると、ああ、わたしはちゃんと自分の心に、魂に純粋に生きれてるかなァ、といつも思う。守りに入ってないかなァ、と。周りを言い訳にして自分の心の声で話してるのかなァ、と。とにもかくにもこういったことを問いかけ続けることができるのは、宮本浩次のおかげだ。また同じく、どろろという手塚治虫大先生の漫画がある。そこに登場する、百鬼丸というキャラクターを見ても、同じことを思う。わたしの目は、霞んではいないか。わたしの耳は、雑音しか聴いていないのではないか。わたしの心は、ひとの心を見れているのか、本当の言葉を聴けているのか。哀しみに寄り添えているのか。理解しているのか。いろんなことを思う。コンビニにコピーをしに行こうと思って朝の散歩がてら外に出たら、道路で小鳥が死んでいた。パタッと、木から落っこちてそのまま眠ってしまったかのように、顔だけを見れば、安らかであった。最近、死んだ動物をよく見る。ついこの間まで暖かかったからだろうか、うちの近所の飲み屋街には鼠がたくさんいた。季節的にはもう終わってるはずなのに、珍しいなァなどと呑気に暮らしていたら、その次の日から、立て続けに鼠の死骸をたくさん見ることになった。罠にかかったり、毒餌を食べたような鼠もいたし、車に引かれてしまったものもいた。だがそれでもみんな、どこか、やはり眠るような顔をして、様子だけを見れば安らかそうな感じではあった。もしかしたらそれは、わたしの願望を投影しているだけなのかもしれないが、それでも、少しだけ心のなかで、「君(鼠や小鳥さん)は、いま、安らかなのかな。そうだといいなァ。」と、思っている自分がいた。昔、父と散歩に出かけたとき、道路で猫が引かれているのを見たことがある。そこは坂道で、そしてなによりも、動物病院の目の前であった。なんと皮肉なことだろう、と子供心に思いつつその死骸を長いことじーーっと、見つめていた。坂道だったということもあり、猫の身体からは少しばかり赤黒い鮮血が、道路に垂れ流れていた。道路というパレットの上に油絵具が流れだし、まるで静かに、歌いはじめているような感じでもあった。記憶というのは薄れるが、感覚というものは全くもって薄れない。それだけ、人間や生き物の身体と心は密接に繋がっているということなのだろう。あの情景は、なんだったのだろう。そう考えると、これに限らず、父と共に見た光景というのは何かしらで「血ナマグサイ」ものが多かったように感じる。ボーガンでイタズラされた鳩だったりとか、目の前で小学生が派手に転んだりだとか、そういったことだ。そしてその度に父は、そのひとや動物たちを助けていた。大袈裟なことはしない。ただ、ハンカチを貸したり、病院へ連れていったり、そういったことだ。だからだろうか、わたしは小さい頃から割かし、「男性とはバイオレンスを一緒に経験するもの」とインプットされているのかもしれない。父との記憶だったり、嫌な話をすればレイプだったり、だからこそ大人になって惹かれていくのは、喧嘩が強かったり、過去にギャングと渡り合ったり、銃を突きつけられて全財産持っていかれただとか、そういったひとが殊更に多い。それは周り回って、わたしのなかでなにか得も言われぬフェロモンとしてインプットされているのかもしれない。ま、要するに、ファザコンてことだなァ、、という感想はそのへんに置いておくことにする。

MINAMI Stevens Photography

あなたとわたし、2人は出逢えた。
光と闇で、絵を描きます。

あなたの物語、聞かせてください。

コトバと写真で、残します。

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