クリスティアーノ仲人

思い立ったら書きます。自己満足です。人名は基本敬称略です。

クリスティアーノ仲人

思い立ったら書きます。自己満足です。人名は基本敬称略です。

最近の記事

勉強は人生の選択肢を広げるか

「勉強なんかできなきゃ良かった」 私が日頃感じていることである。勉強ができれば人生の選択肢が広がると再三言われてきたが、人生22年目の今、私の選択肢は勉強によってどんどん狭められていったという実感だけがある。 もちろん、人生の先輩たる皆様からしたら「たかが22年で人生を語るな」と思われるであろうことは重々承知している。私だって勉強がいつか選択肢を広げてほしいとは思っている。しかし、もし何らかの形で私が今ここで死を迎えたなら、「たかが22年」が私の人生の全てとなるのだ。私は、

    • ネタバレ歓迎民の苦悩

      SNS、特にTwitterには様々な「オタク」がいる。オタクがオタク同士で繋がり各々が「お気持ち」を表現する場として絶好であるTwitterは、Instagramなど他のSNSがキラキラしたものになっていくのを横目に「オタクの生息地」として確固たる地位を築いた。私自身、友人達と繋がるリア垢とは別に「趣味垢」を作るなどして、オタクライフを楽しんでいる。 さて、そんなオタクの帝国たるTwitterにおいて往々にして批判されるのが「ネタバレ」である。話題の映画などの公開直後には

      • 偏見に基づいた「うっせぇわ」考察

        「うっせぇわ」という楽曲がYouTubeに公開されてから早4ヶ月が経った。Adoの高い歌唱力とユニークな声色、ボカロ世代に刺さる曲調、耳に残るフレーズなどの要因からSNSを中心に瞬く間に大バズりをし、特に歌詞の内容については未だに論争が続いており、まさに令和的な大ヒットをしている。さて、その歌詞の内容についてだが、若い世代を中心に共感を呼んでいる一方で全体を支配する「俺TUEEEE」感に嫌悪を示す声は世代を問わず見受けられるように思える。それに対する反論として、「昔だって尾崎

        • 宝塚版『アナスタシア』の「外部感」について

          宙組の東京宝塚劇場公演『アナスタシア』を2回観た。観る前はエリザ等の他の海外ミュージカル一本物同様に「宝塚ナイズ」されたものだろうと思っていたが、公演終了後には「とんでもない公演を目の当たりにしてしまった」という思いを抱かざるを得なかった。宙組の『アナスタシア』はもはや宝塚ではない、外部公演そのものであった。宝塚歌劇である以上、宝塚らしくないというのは必ずしも褒め言葉になり得ないと思うが、この溢れ出す「外部感」は彼女たちの努力が成し得た輝かしい功績であると思う。今回は、私がこ

        勉強は人生の選択肢を広げるか

          令和に「娘役」たる女性たちについて考える

          先日、花組トップ娘役の華優希が退団発表をした。私は勝手に柚香光と2人での長期政権なのではと踏んでいたので、まさに寝耳に水であった。同時に、心臓を抉り取られたかような深いショックを受けていた。 正直な話をすると、私は華のことがすごく好きな訳ではない。メイク後のビジュアルが私の好きな漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの作画に少し似ているような気がして、そこはとても好きだが、それ以上深堀りすることはなかった。それでも私が退団発表にショックを受けたというのは、今月初めに観た『はい

          令和に「娘役」たる女性たちについて考える

          ハナコのコントでレポートを書いた大学生が好きなコントについて語る

          祝・ハナコ秋山結婚。このニュースを目にした瞬間、私の頭の中の岡部が「ひろきー!おめでとうー!」と叫んだ。岡部本人のTwitterを見たら「ひろきーーーーーーー!!!!!おめでとーーーーーーーー!!!!!ひろきーーーーーーーーー!!!!!」という声量が画面越しに伝わってくるような文言の後にハッシュタグでひろきと添えられたツイートがあった。事実は小説より何とやら。 さて、今回は秋山の結婚に対するお祝いムードの勢いで好きなハナコのコントについて語る。私はハナコのコントが好きだ。現

          ハナコのコントでレポートを書いた大学生が好きなコントについて語る

          レッドシアターキッズだった21歳女がジャルジャルKOC優勝について語る

          2020年9月26日、キングオブコント2020でジャルジャルが優勝した。決勝進出は4度目、芸歴は決勝進出者の中で最長とか言っていたような気がする。決勝の1stステージが終わりファイナルに進む3組が決まったとき、この頃すっかり第7世代にご執心の21歳の私は「2位と16点も差あるからジャルジャル優勝するんだろうけど、空気階段も頑張ってほしいなぁ」なんてことを思っていた。しかしファイナルの結果発表を終え、涙ぐみながらトロフィーを手にするジャルジャルの2人を見たとき、私は11歳の頃

          レッドシアターキッズだった21歳女がジャルジャルKOC優勝について語る

          四千頭身石橋の面白さを考える

          私は四千頭身の石橋が好きだ。しかし、私はつい最近まで彼が何故面白いのかがどうしても分からなかった。 四千頭身と言えば後藤拓実・都築拓紀・石橋遼大の3人からなるお笑いトリオで、今をときめく「お笑い第7世代」のメインとして若者を中心に人気を集めている。特に一部の女子からの人気は凄まじく、彼らを推す女子はそれぞれ後藤・都築・石橋に因んで「ごたガール」「つづガール」「バシガール」などと名乗っていたりする。中でも「バシガール」には熱狂的な人が多いらしく、先日一部の「バシガール」の暴走

          四千頭身石橋の面白さを考える