歴代ジャンプ作品から最高の20作品を選ぶ!『マイ・ベスト・ジャンプ2022(MBJ2022 )』開幕ッ!(ssmm篇)
『マイ・ベスト・ジャンプ』とは?
今までに『週刊少年ジャンプ』に掲載された漫画から20作品を選び、自分だけのMBJを作ろう! という特別企画です。
YouTube・Podcastなどにてより詳しいトークをお楽しみ頂けます!
レギュレーション
・掲載枠は二十作品とする
・巻頭カラーは一作品とする
・センターカラーは三作品とする
・以下のジャンルを必ず掲載し、合計二十作品に収める
・6~7:バトル
・4~5:スポーツ(運動/頭脳ともに)
・2~3:ラブコメ or 青春・学園もの
・3~5:ギャグ・コメディ
・0~1:歴史
・1~2:その他(ホラーミス・文化枠など)
・1~2:読切(ジャンル問わず)
・同作者はひとりまでとする(読切との重複は可とする)
・対象は週刊少年ジャンプに過去現在を含め掲載された作品とする
※現時点で掲載期間の大半が同誌であることが条件
ささもものマイ・ベスト・ジャンプ2022
01【バ1】ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦(1987-1999)
02【バ2】ドラゴンボール 鳥山明(1984-1995)
03【バ3】ろくでなしBLUES 森田まさのり(1988-1997)
04【ス1】プレイボール ちばあきお(1973-1978)
05【バ4】ONE PIECE 尾田栄一郎(1997-連載中)
06【他1】レベルE 冨樫義博(1995-1997)
07【バ5】呪術廻戦 芥見下々(2018-連載中)
08【ラ1】電影少女 桂正和(1989-1992)
09【ス2】アイシールド21 村田雄介・稲垣理一郎(2002-2009)
10【ギ1】とっても! ラッキーマン ガモウひろし(1993-1997)
11【歴1】花の慶次 -雲のかなたに- 原哲夫・隆慶一郎(1990-1993)
12【ス3】SLAM DUNK 井上雄彦(1990-1996)
13【バ6】チェンソーマン 藤本タツキ(2019-2021)
14【ス4】みどりのマキバオー つの丸(1994-1998)
15【ギ2】こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治(1976-2016)
16【ス5】テニスの王子様 許斐剛(1999-2008)
17【ラ2】いちご100% 河下水希(2002-2005)
18【バ7】ワールドトリガー 葦原大介(2013-2018→『SQ』に移籍)
19【ギ3】セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん うすた京介(1995-1997)
20【読1】岸部露伴は動かない 荒木飛呂彦(1997)
ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦(1987-1999)
文句なしの巻頭カラー。
第五部が特にお気に入り。DIO(第三部)・吉良吉影(第四部)・ディアボロ(第五部)など、ボスとの対決はことさらに素晴らしい。
独自の絵柄と奇想天外な話運びで、いつ読んでも最先端。
ドラゴンボール 鳥山明(1984-1995)
センターカラー①。
言わずと知れた少年漫画の王。初期の冒険活劇もよかったが、やはりバトルの面白さが段違いだった。お気に入りはセル編。セルゲームでの孫悟飯の覚醒がよかった。好きなキャラクタは孫悟空とピッコロ。
ろくでなしBLUES 森田まさのり(1988-1997)
不良バトル漫画の金字塔。
お気に入りは東京四天王vs大阪・極東高校編。川島の暴力性がよかった。四天王がたばこを回し吸いするシーンが大好き。前田太尊もいいが、ランチコートを愛用する鬼塚が格好いい。
プレイボール ちばあきお(1973-1978)
野球漫画の金字塔。昭和感溢れる漫画だが、色あせないスポコンものの魅力が詰まっている。練習に次ぐ練習と試合の連続でパターン化されているが、キャラクタが立っていて面白い。
お気に入りは谷口(主人公)が一年時の東都実業高校戦、および二年時の専修館高校戦。
ONE PIECE 尾田栄一郎(1997-連載中)
平成後期〜今を代表する国民的漫画。中学生のときに始まったのだが、最初から壮大で面白かった。序盤のお気に入りは鷹の目のミホークvsゾロ。
お気に入りは頂上決戦。白ひげvs海軍は興奮。主要人物初の明確な死が描かれたことも印象的。ここから主人公一味らは加速度的に強さを増してゆく。
レベルE 冨樫義博(1995-1997)
週刊少年ジャンプをして月刊連載をした珍しい漫画。
鬼才・冨樫の趣味が全開。本気の遊び感が伝わって来る。要所要所の小洒落た台詞回しがいい。
お気に入りはカラーレンジャー編。最後の「ゴールデンハンマー!」落ちが最高。
呪術廻戦 芥見下々(2018-連載中)
ダークかつシビアな物語。絵柄が冨樫先生系統で、ラフなタッチを用いながらも外連味があり格好いい。魅力的なキャラクタや様々な呪霊。五条悟や乙骨憂太、七海建人がいい。
お気に入りは渋谷事変編。最強の呪術師・五条悟が封印された印象深いエピソードで凄惨さも十分。
電影少女 桂正和(1989-1992)
センターカラー②。
ジャンプ恋愛漫画といえば桂正和。心情描写、少年誌のぎりぎりを攻めてゆくエロスは思春期の自分に多大なる影響を与えた。絵も抜群に上手く、特に女性の尻の描き方はパーフェクト。
天野あい、早川もえみの二大ヒロインもいいが、 仁崎伸子が好き。
アイシールド21 村田雄介(漫画)稲垣理一郎 (原作)(2002-2009)
スポーツの中でもややマイナーなアメフトを題材にした、アツくファンタジックなスポーツ漫画。奇想天外な展開も多いが、比較的ロジカルだしフィジカルが強いものにも理由があり納得をしやすい。
主人公チーム、泥門デビルバッツの蛭魔妖一が特にいい。神龍寺ナーガの金剛阿含もいいヒール役。
とっても! ラッキーマン ガモウひろし(1993-1997)
宇宙一ついていない男、追手内洋一がひょんなことから宇宙一幸運なヒーロー、ラッキーマンへと変身出来るようになるヒーローもの。
ギャグセンスも高く、バトルも多い。少年誌のいいところをすべて詰め込んだ夢のような漫画。天才マンや世直しマン、三本柱マンがすき。
花の慶次 -雲のかなたに- 原哲夫(漫画)隆慶一郎(原作)(1990-1993)
傾奇者、前田慶次の奔放な生き様を描いた、原哲夫氏の最高到達点。
シナリオの面白さもさることながら、慶次の人間性、戦闘力が漫画的な誇張も含めて丹念に描かれておりめちゃくちゃ惹きつけられる。画力は無論折り紙付き。戦国時代漫画の傑作。
SLAM DUNK 井上雄彦(1990-1996)
バスケットボール部をモチーフとした、スポーツ漫画界の王者。作中で描かれる時期は桜木花道の一年入学時から夏頃までと短いながら濃厚で、次々と出て来る強敵との試合はトーナメントの良さを存分に味わえる。
やはり至高は山王戦か。湘北高校の三井寿、陵南高校の仙道彰、海南大附属高校の神宗一郎らがお気に入り。
チェンソーマン 藤本タツキ(2019-2021)
センターカラー③。
藤本氏ならではの映画を彷彿とさせる展開力、ファンクと外連味溢れる絵柄も相まって、サブカル臭を漂わせながらも王道というバランス感覚。悪魔、という誰もが理解しやすい概念を用いながらも、独特の構成で唯一無二の漫画となっている。
みどりのマキバオー つの丸(1994-1998)
競馬漫画の金字塔。ウマ娘の影響もあって今でも語り継がれる名作漫画だ。
馬とは思えないフォルムのマキバオーが、カスケード、アマゴワクチンら強敵と四歳三冠レースに挑む。日本ダービー、有馬記念は何度読んでも涙が出る。
ドバイ編も現実的ではない展開だが馬の魅力もあり面白かった。エルサレムは最強。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治(1976-2016)
週刊少年ジャンプに欠かせない漫画。100巻発売時は最高に盛り上がった。
コメディ・人情・時事など変幻自在で、両津勘吉がいるだけで成立する世界観は見事のひとこと。
休載もなく、基本一話完結かつ異次元のクオリティ。尊敬する。
テニスの王子様 許斐剛(1999-2008)
テニス漫画ではあるが、あまりにファンタジックな展開にテニヌ漫画ともいわれる意欲作。
初期はわりとちゃんとテニスをしていたが、波動球のあたりから本格的におかしくなりはじめ、菊丸は二人になり仁王は変身し主人公・越前リョーマはスーパーサイヤ人になりそして五感を奪われる。何の漫画なんだこれ。
とはいえめっちゃ面白い。阿久津仁がすき。
いちご100% 河下水希(2002-2005)
超王道ラブコメ漫画。筆者が女性ということもあってか線が柔らかく、ほどよくエッチだがとにかく可愛い。
東城綾、西野つかさのメインヒロインふたりの魅力もさることながら、南戸唯もかわいい。
東西では東城派。あれが負けヒロインっておかしいのでは。
ワールドトリガー 葦原大介(2013-2018)
ありそうでなかった、バーチャル世界での多人数バトル描写が新しい、バトルSFファンタジー。
戦闘力だけでなく頭脳戦の要素も強く、ランク戦は常に面白い。お気に入りは雨取千佳、迅悠一。
おれのサイドエフェクトが千佳がかわいいって言っている(やかましいわ)
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん うすた京介(1995-1997)
ギャグでは外すことの出来ない、鬼才・うすた京介。
第一話の「これが…セクシーコマンドーだ!」の衝撃は忘れることができない。花中島マサルが面白すぎるが、メソもいい。
「ウォンチュー」「クリナップ・クリンミセス」「ボスケテ」など名言のオンパレード。
岸部露伴は動かない 荒木飛呂彦(1997)
当時連載中のジャンプ作家十名がそれぞれ読切を描く「ジャンプリーダーズカップ」のひとつとして掲載された短編作品。
『エピソード16:懺悔室』というタイトルから可能性を感じた(のちに連作形式に。ルーブル美術館へ行くことになる)。
懺悔室で聞く不気味な出来事は、リアリティたっぷりで中坊の私を震撼させた。
以上、ささももの20作品でした。
YouTube・Podcastなどにてより詳しいトークをお楽しみ頂けます!
ぜひお気軽にご覧ください!
【今回のラジオ】
YouTube
Spotify
Podcast
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?