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旅のマイルール|旅ノート|旅先で出会う本|

マイルールとまできっちり決まってはいないのだけれど、旅行へ行く、というときに、自分の中でゆるーく決まっていることについて。

他人の旅ルールなんて誰が読むのかわからないのでゆるーく書いてたら、なんだか予想に反し恐ろしいくらい熱く長くなった。


1.旅のしおり

紙とわくわくがすき

こんなにもデジタルが発展して、携帯一つでなんでもできる時代。飛行機のチケットすらいらない。(飛行機のチケットを持って空港カウンターで受付していたのが懐かしい…)
でもやっぱり、紙媒体の何かを準備していきたくなってしまう。

小学生のころ、遠足のしおりが好きだったなあ。

先生が配ったあと、みんなで製本して(簡単なもの)、色を塗ってもいいよ、と言われてクーピーで塗って。草は緑と黄緑、太陽は赤、なんて、だいたいありきたりな色になるんだけれど。


大人になっても、やっぱり準備したくなってしまう。


どんなことを書いているの?

書いていることは、行き先(わかりきっているんだけれども・・・)、日程、飛行機や電車などの移動手段と、予め調べておいた時刻表、乗り場など。
それから、宿の場所や電話番号、チェックインの時間も。行きたい場所をいくつか書いておいたり、買いたいものをメモしたり。

特に移動に関しての時間や宿の電話番号は、データだけではどうしても不安で、必ず紙に書いていく。


どんな風景かな、どこに行こうかな、これ美味しそう…
何度も何度も頭の中で反芻して。

行くまでの期間も、楽しめるから、いい。

(当日より行くまでの期間の方が楽しんでいる私です。当日は結構体調万全でないこと多い(損な体質…))


2.持ち物リスト

心配性の私は、必要なものをリストアップしないと、忘れ物があったら…と落ち着かない。

昔から荷物が多い私だけれど、
最近は、旅の荷物は大分減らせるようになってきた。
私を知る友人に驚かれる程少なくしたこともある。

だからこそ、精鋭メンバーが必要だから、
予めのリストアップは本当に重要です。

ヘアピン、S字フック、小さなビニール袋だって逃さない。

どうやって作成する?

行き先を考えて、どのようなことが起こるかを想定し、そのとき何が必要かを考える。

虫に刺される可能性があれば、小さな塗り薬を。
移動中の空調が苦手ならば、軽めの羽織りを忍ばせる。太陽の下を歩くなら、これが紫外線対策になればなお良い。
薬はいつも使っているものを。
海で足元が濡れる可能性があれば、ハンカチではなくをタオルにしておく。
服装やサンダルも、乾きやすいものにする、ベタつかない素材にする。

一番のポイント

最大のポイントは、持っていくかばん別、そしてシチュエーションごとにリストを分けておくこと。
かばんは、おそらく大きなものと、ショルダーや小さなリュックなど2つに分かれるだろう。それぞれで、リストを作るのだ。
同じもの(例えばマスク)が必要でも、その日に必要なものと、滞在中必要なものとで、分かれる、という具合だ。

また、飛行機や新幹線、高速バスなどに乗る場合、座席で必要なものを荷台に上げてしまうなどしたら、不便で仕方がない。ここはもちろん、それを想定した荷造りをする。

なんだか書き出すと、すごく面倒なような気がしてくるな。笑

最小の荷物で最大の力を、とメンバー選出のためにその日までに考え抜いているので、
いざ準備!のときに、素早く準備ができるし、
何より心配しなくてすむから心が穏やかでいられる。
(実際、旅行中もとても過ごしやすい)

ちなみに最近作ったリストはこんなかんじ。


ここには入りきってないけど、服装もリストに入れます。行く場所によって考えます。



もう少し前の、子どもがいるときのものは、こんな感じ。

まだまだまだまだ続くよ〜
とにっっっかく、荷物が多くなる


*******


こんなに熱く語った持ち物リスト(荷造り)だが、もっと身軽に、気軽に旅行できる人が、まぶしいくらい羨ましい。いつかそうなりたい。(が、多分快適さを採ってしまう私は変わらない気がする)


3.旅ノート


なに書くの?

旅中に書く記録用のノートとペンを、必ず持っていく。

旅のしおりの続きでも、もちろんよい。

これは、旅中のことを、言葉やイラストをメモするもの。
うん、「メモ」がふさわしい気がする。
日記といえば、なんだか大層になってしまうので、
走り書きのような、ちょっとした記録。

だいたいボールペンで書いて、色鉛筆でするる〜っと塗る。
(色鉛筆は、5センチほどのミニ色鉛筆を7色ほど持っていく。意外とこんなに色が少なくても様になるんだ、と思った)


食べたものや、なんてことないものだけれど印象に残ったことを記しておくと、旅のあとにも楽しみが残る。


別に日記にならなくったって、うまく描けなくたって、全部書けなくたって、気にしない。そのときの空気感が残れば、あとで楽しいのだから。


相棒のえらびかた

旅ノートの選び方の基準は、(あくまで私の場合なんですがね…)
小さいことと、罫線がないこと。

だいたい大きな旅行かばんの他に、身の回りのものを入れる小さめのかばんを持っていくと思うが、私はショルダーポーチのようなものが多く、そのポケットに、旅ノート、ペン、色鉛筆を入れておく。

旅は、予定を立てていても立てていなくても、だいたい忙しい。
ちょっとした移動時間に、少しの休憩時間に、すぐかけるようにしておくことが、記録を残すコツだと感じている。(それに、たのしい)

何か「これをメモしておきたい・・・!」と思ったときに、ぱっと片手で持ってメモができる大きさ、そして取り出しやすい収納場所を考えると、そのようなノートを選ぶようになった次第です。

電車やバス、立ったままでもメモ(うにゃっとした線になるけど)して、記憶に残す。


4.持っていく本を選ぶ

これは、きっと、読んだことのある本にするか、まだ読んだことのない、これから読む本にするか、2つに分かれることと思う。

私はだいたい、読んだことがある本を持っていく。
これが非常に悩む。

旅のあいだに空気を味わいながら目を通すものだから、
ピタリと合ったものを持っていきたい。
寝る前に読むのか、移動中に読むのか…

さっきも書いたが、旅は意外に忙しい。
写真だって撮りたいし、誰かと一緒に行くならば、おしゃべりもあるだろう。
本がいらぬ荷物になってしまうことだってある。

でも、なければないで、手持ち無沙汰な時間が生まれる気がして、
持っていかずにはいられないのである。

だから、重さも考えて、文庫本にしている。


5.現地で本を買う

普段ない出会わない本に出会う

最初、旅先で本を買うなんて考えられなかった。ただでさえお土産などで荷物が増えるのに、あえて(しかも重い)本を買うなんて。

でも、いつのまにか、本を買うようになっていた。
たまたま入った雑貨屋さんが扱う本。お土産屋さんの一角にある本。古本屋さんや本のセレクトショップに立ち寄って持ち帰った本。

みんな、とても思い入れのある本になり、旅の思い出がより多層的になる。


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これが、私の旅の準備。

旅の前も、後も、素敵な記憶になりますように。

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