幸せな風景
今日、日がほとんど暮れた7時半頃(最近日が長くてなんかそれだけで楽しい)、一人で大きな道路を運転していた。
飲食店やドンキなどもある大きな通りだが、道を入れば畑や住宅街、少し行くと駅もある。
信号が赤になって徐々に速度を落としていたとき、歩道を家族4人で走る光景を目にした。
小学生高学年くらいの兄、低学年くらいの妹、お父さん、お母さん。
荷物はほとんど何も持っていなくて、薄暗くなった蒸し暑い休日の夜を、みんな、全力の笑顔で走っていた。
多分家がすぐ近くで、
早めの外食をしてきたのか、
近くのお店に何か見に行ったのか、買ったのか、
これから行くのか、
とにかく
「ちょっと出てきました」みたいに
そのときのちょっとした用事を家族みんなで済ます、
その走っている姿からは
楽しくないことを思い出さないような、
健やかな家族
のように見えて、
なんだかとても安心して、幸せな風景。
日々のこういう、なんでもないところに
幸せの風景がある。
でも、これはとてつもなくゆったり流れる贅沢な家族の時間。
こういうのが、とても好き。
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