モノカキ空想のおと

空想好きなモノカキたちが集まって、なにやらこそっと始めたようです。  色んな話を色んな…

モノカキ空想のおと

空想好きなモノカキたちが集まって、なにやらこそっと始めたようです。  色んな話を色んな風に、色んな世界を色んな音で。

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「モノカキサンタ企画」を更新しております。 モノカキ空想のおとのメンバーがそれぞれサンタクロースになって、プレゼントを送るとなったなら…? 今回もそれぞれの色合いを感じられる物語となっております。お楽しみいただけたなら嬉しいです。 https://note.mu/monokaki/m/m8de0684caef1

    • しるてっく (書き手:くさなぎ)

      【くさなぎ】が【しるてっく】を紹介します。 ――――――――――――――― この「しるてっく」とは如何様なものか。会社名か? 新しい電化製品か? なんにせよ、複雑な電子部品のような匂いがする! ひらがなで誤魔化したって無駄だ! 面倒くさそうな匂いがプンプンしているではないか! 名前1つでそこまで思われたあなたは安心して良い。諸葛亮もかくやと思われる、非常に鋭い読みである。しかし他方で、丸みを帯びたひらがなの羅列にまかり間違って思わず″カワイイ″などと思った諸君は、海より

      • 鹿水美優 (書き手:くさなぎ)

        【くさなぎ】が【鹿水美優】を紹介します。 ――――――――――――――― ――好奇心。 それが、彼女の中の大きな部分を占めている。 紡ぎ出す言葉、音、思想、独自の世界。 そこに彼女は、何を求めるのか。 てれれれれれれーん。 てってってーれってー♪ てーれーてーれれってれー♪ (情熱大陸のテーマ) 鹿水が「モノカキ空想のおと」の一員となったのは、グループの活動開始からおよそ半年を経た四月。当初六人であったグループの、当時のリーダー格・れんぷくが彼女を見初め、メンバーに問

        • くさなぎ (書き手:みそら)

          【みそら】が【くさなぎ】を紹介します。 「草凪優介くん取扱説明書」 この取扱説明書には草凪優介くん( https://note.mu/ysk_nagi )を安全にご使用していただくために必要な注意事項、使用方法が記載されています。 楽しいネット生活のためによくお読み頂き、正しくご使用いただきますようお願い致します。 【製品名】 草凪優介 【製造地】 うどん県 【製造月日】 6月22日 【寸法と重量】 重量と幅は季節や環境によって変化します。 急激な増加減少が見

        「モノカキサンタ企画」を更新しております。 モノカキ空想のおとのメンバーがそれぞれサンタクロースになって、プレゼントを送るとなったなら…? 今回もそれぞれの色合いを感じられる物語となっております。お楽しみいただけたなら嬉しいです。 https://note.mu/monokaki/m/m8de0684caef1

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        • ショートショート
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          3本
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          42本
        • エッセイあそび
          14本
        • 掛け合い・台本
          6本
        • 会話シャッフル
          7本

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          みそら (書き手:鹿水美優)

          【鹿水美優】が【みそら】を紹介します。 みそらさん(https://note.mu/misora_umitosora) このたびは、恐れ多いけれど私も参加して、みんなで活動している モノカキ空想のおとのメンバーのみそらさんの印象というものをお話しさせていただきます。 みそらさん。よく呼ぶあだ名はみそねぇ。 なんとなくメンバーの中でもお姉さん的立ち位置のお姉さん。 すごくおしゃれな印象。 みそらさんが描く物語はいつも完成されていて、 すごいなと思いながら読んでいます。 綺

          みそら (書き手:鹿水美優)

          あきら (書き手:しるてっく)

          【しるてっく】が【あきら】を紹介します。 あきらさん(https://note.mu/akira_kou) ――タコ商会、ならぬ「他己紹介」。 つまり「自」が「己」について語るのではなく、「他」が「己」について語るのが今回のテーマです。 さらにそれを世間に向けて発信するとなれば、 “他者が他者について書くのを、それをまた他者が読む”  という、もはや読んでくれる人も書いている我々も 「友達の友達はオレにとってもだいたい友達!」 という、グルーヴ感を共有する気持

          あきら (書き手:しるてっく)

          小山さとり(書き手:れとろ)

          【れとろ】が【小山さとり】を紹介します。 小山さとりさん(https://note.mu/satori3) ---------------------------------------------------------------------------- 人というのはいくつの面をもっているのでしょうか。 裏表なく、いつでも「本当=ひとつ」で生きている人なんて、 いるのでしょうか。 "わたし"がそうであるように、 "彼"もまた、その中に様々な"彼"がいるのでしょ

          小山さとり(書き手:れとろ)

          れとろ (書き手:小山さとり)

          【小山さとり】が【れとろ】を紹介します。 * * * 書きます。れとろさんの話。 と言っても、文章の話は読んでもらった方が早いしなーと思い、パソコン前でうんうん唸っている、こんばんは小山さとりです。 それで、ふと気づいたんです。 「意外なれとろさん」を紹介したら楽しそうだな……と。 ……よし、やろう。それ、やろう。 題して、「れとろさんってどんな人?3つの可能性」!其ノ① れとろさん、「ピザ」好きな可能性 私が彼女とお喋りするとき、まぁ、だいたい夜なんですが、 彼女

          れとろ (書き手:小山さとり)

          鱗雲 ―海の中、雲の向こう―

          ①  ふと考えた。   あの大きな雲が鱗なのだとしたら、その向こうにいるのは、一体、どんな生き物なのだろうと。  屋上のフェンスに体を預け、空を仰ぐと、もうすっかり秋のそれだった。病院の雰囲気というのは、どうも苦手だ。たとえ病気でなくても、その空気に当てられれば妙に落ち着かなくなってしまう。思わず逃げてきた屋上からは、敷地内の様子がよく見えた。  病院は坂の上にあった。道両側の銀杏並木は黄色が濃く、落ちた葉は地面をも染め上げている。坂を上ってすぐの所に本館があり、その

          鱗雲 ―海の中、雲の向こう―

          以前Twitterでやった「恋愛お題ったー」創作を診断メーカーマガジンに追加しました。青春だったり、大人な雰囲気だったり、切なかったり、ほんわかしていたり。七人七色の短い物語をお楽しみください。 https://note.mu/monokaki/m/me5c26694cc66

          以前Twitterでやった「恋愛お題ったー」創作を診断メーカーマガジンに追加しました。青春だったり、大人な雰囲気だったり、切なかったり、ほんわかしていたり。七人七色の短い物語をお楽しみください。 https://note.mu/monokaki/m/me5c26694cc66

          【参加型企画】リレー小説しませんか?

          初めまして。「モノカキ空想のおと」と申します。 日々ひっそりこっそり、文章で遊んでみたり空想してみたりしております。 今回、初めての試みではありますが、私たちのTwitterアカウントもできたということで、、、 モノカキメンバー7人+Twitterアカウント「モノカキ空想のおと」のフォロワーさんでリレー小説を書こう!という企画を立ち上げました。 以下に、①企画概要 ②参加資格 ③参加方法 とまとめさせていただきました。 少し長くなりますが、どうぞ最後までお目通しの上、奮

          【参加型企画】リレー小説しませんか?

          「モノカキ空想のおと」作品の二次利用に関するお願い

          今回は「モノカキ空想のおと」の投稿作品をご覧いただきまして、ありがとうございます。朗読など、音声での利用も歓迎しています。ただし、音声化に際して以下の点にお気をつけください。 ① 著作権は、「投稿者本人」と「モノカキ空想のおと」が保有します。 ②自身の作成物としての使用、許可を取らない転載・再配布はご遠慮ください。 ③ ご使用の際は、閲覧者の見えやすい場所へ作品URLをご提示ください。(ニコ生、ツイキャスなどにおける作品投稿、放送・劇での使用の場合) ④ 作品の大幅な改変等

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          【朗読】交差駅【モノカキ空想のおと】

          〈①〉 三連休の最終日。 することもなく、しかし部屋に閉じこもっているのにも耐えかねて 何かしら心を動かすような出来事が向こうからやってこないかと そんなどうしようもなく受け身な考えを引き連れて、いつもとは反対の電車に乗った。 あてはなかった。 しかしあてのない旅に憧れはあった。 知らない道を心惹かれるままに歩いて、その先で出会う景色や人の生活に触れ、 疲れたら適当な店に入りおすすめの品とコーヒーでも頼もう。 それだけで十分に充実した休日ではないか。 ふと窓の外に目をやる。秋

          【朗読】交差駅【モノカキ空想のおと】

          【朗読】めくる【モノカキ空想のおと】

          〈 ① 〉 あ、そうだった。 ページを捲って呟いた。 12月の次のページは、横線だけが並んでる。12月終わりの手帳だってことを、すっかり忘れてしまっていた。 1月の予定を書きたいのに、1月がない。 「新しいの、買わなきゃな―」 去年の9月からの手帳はもうお別れ。 今度は12月始まりの手帳を買おう。11月のページを開き、To do欄に手帳と書いた。 ふと、月のはじめに書かれた「飲み会」の文字に、あれ、と思う。飲み会なんてあったっけ。 少し考えて、中止になったことを思い出す。

          【朗読】めくる【モノカキ空想のおと】