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[ブックレビュー] 学びを結果に変える アウトプット大全


2回目のビジネス書のブックレビューになります!
今回の本は精神科医である樺沢紫苑さんの著書である…

「学びを結果に変える アウトプット大全」


という本です!


アウトプット大全て何?どういうこと?

今回の本ですが、とにかくアウトプットに特化した本になります。

そんで、”アウトプット”って何って話になると思います。
私の中でのアウトプットという言葉の定義は、考えを整然と可視化、認識できる状態にすることだと思っていました。

そして、個人的にはこの「整然と」という部分がハードルが高くてですね。。。

よくある話ですがハードルが上がってしまうからあれこれと考えてしまう。あれこれと考えてしまうからまとまらない。まとまらないから億劫になってアウトプットが地獄の無限延長コースに入ってしまうわけです。

悪循環ですね。

そこで、どうすれば「効率的に情報を整理できるの?」という課題に関して糸口を見つけようともがいていたわけなんです。

本で言えば、例えば、Showroomの前田社長の”メモの魔術”とか、あとは一時期話題になった”思考の整理術”ですとか、要は…


自分が考えがアウトプットできない=考えがまとまってない


の仮説に基づいて、思考の整理の方法を模索していたんですね。

でも、よくよく考えれば待てよと。
小さな自分が語りかけてくるわけです。

だって自分がしたかったのはアウトプットの質の向上、効率化であって思考の整理は少しポイントがずれていることに気づいたんです!

そこで発見したのがこのアウトプット大全だったわけなんです!


アウトプットすることで深まる記憶、思考

では、何のためにアウトプットするのか?
それはより深く自分の記憶を刻み、何ならアウトプットの過程の中で派生した考えを結びつけながら思考自体も深めてしまうためだということに気づきました!

それを気づかせてくれたのが本書です。

自分が生きていく中で、様々な場面で自分の考えを共有したり、人との意見交換でぶつける、または1方向的にぶつけていく場面が誰しもあると思います。
その中で、まずインプットした考えや知識がただ単に頭のタンスの中に整理されているのではなく、外向きに仕上げられている、または外向きに出すことに慣れていることが非常に重要なんです。

自分をブラッシュアップするためにインプットの量はどんどん増えます。
しかし、アウトプットに適した形で頭に保管されていないと、いざアウトプットするときにはその場で情報の加工が必要で結果うまく人に伝わらないと言ったことが起こると考えたんです。

そんな悩みを解決してくれる糸口が本書でした。


アウトプット大全の中身



それでは、みなさん気になるアウトプット大全の中身ですが、本書はとにかくアウトプットしましょうという本です。

上記でも言った通り、アウトプットは思考を整理してくれると同時にアウトプット用に仕上げるという役割を持っているからです。



アウトプットの基本ルール


ここで気になった箇所を紹介していきます。
まずはルールです。

インプット:アウトプットの黄金比 = 3:7

これは難しですね。
ついつい逆になってしまいがちですが、3:7がベストだそうです。

学びは「広げる」か「深める」か

学びの種類はこの2種類に大分されるようで、これを意識することが良いのだそうです。

また、アウトプットには主に3つの方があります。
みなさんお分かりだとは思いますが、話す、書く、行動するです。



話すーTALK


ポジティブな言葉を増やす

これも自分が普段から心がけていることで、そうでないと話が展開していかないし無駄な感情論を挟むことになりそうです。

ギブ & ギブ

ある人に「人に期待するな」と言われたことがあります。
まさに期待して動くと自分も無駄にガッカリするし、相手にも見透かされるのではないでしょうか

強い絆の15人を選定する

これは自分の中でもしっくりきています。
私も含め多くの人が卑しくより多くの人に認められたいと考えがちです。
人間関係を感謝と尊敬を持って築くにはやはり人数は取捨選択する必要があるのだと感じました。

エピソード記憶でわかりやすく

これもよく聞く話ですね。
確かに前後の関係や現実に照らし合わせたストーリーが出来上がっていると話しやすいし記憶を呼び起こしやすいですよね。

自己紹介は作り込んでおく

これは確かにいつも悩んでいるところでした。
本書では30秒と60秒の2パターン用意して、わかりやすく強調ポイントや共感の裏付けを駆使して使うといいと書いてありました。


書く- WRITE


読書の際はアンダーラインや書き込みを入れる

個人的には勉強をしたり、読書の時に書き込む人あれ何なん!?と思ってました。笑
文字や絵などを書くのはもちろん効果的ですが、本にアンダーラインやコメントを書くだけでより深く覚えることができるんだそうな。

手書き ー ワード ー パワポ

これがルーティン化されると質が上がりそう。
要はまずはとにかく手書きでノートに書き出してみて、それをワードで整理して設計図を作ってからパワポの作成に臨みなさいとのことでした。
確かにいつも非効率なパワポ作ってるわと反省。。。


行動する ー DO


続ける

そうだよね!そうなんですよ!
続けないと脳には刻まれないわけです。
無理なく継続することこそ何より近道。必殺技やウルトラCはないのです。

チャレンジなくして自己成長なし

人は不安や恐怖に駆られる状況が最も学びのチャンス。
私も英語が喋れない状況から海外に身一つで挑戦したことがありますが、そういった絶望的な状況こそたくさんのことを学んだ気がします。
今は定住地があって、変わらない毎日ですがやはり挑戦して青ざめないと変わりませんね。


まとめ

とまぁ、長々と書かせて頂きましたが、コザル的にはとにかく日記をつけたりこのブログを継続することが何よりすべきことだと感じました。

なので、みなさん最低月に一本は更新していくので是非是非応援をよろしくお願いします。

次はこの本と対となるインプット大全もレビュー上げますね!


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