見出し画像

セカンドパートナー×子育て

X(旧Twitter)を見ていると、
数日前からトレンドになっている「セカンドパートナー」について
モンテッソーリ教師・乳幼児教育専門家として
子どもの育ちにどのような影響があるのかについてお話ししていきます🌱

*あくまで私の見解なので、全てのモンテッソーリ教師・乳幼児教育専門家が同意見ということはないので、一つの見方として見てください!

セカンドパートナーとは?

はじめに、セカンドパートナーについて初めて聞いた方に簡単に説明をすると…

配偶者以外の方に対して恋愛感情を抱き合っている相手のことをいいます。 単なる友人という関係ではなく、デートや食事をする、手をつなぐ、抱き合うなどの行為はありますが、肉体関係(性交渉)までは至っていないという点が特徴的です。 セカンドパートナーのことを「プラトニック不倫」と呼ぶことも。
(Googleのよくある質問より)

もう少し詳しく、こちらを参考にお話をすると…

□ 友達ではなく互いに恋愛感情がある
□ 基本的に既婚者同士
□ プラトニックな関係で、体の関係はない

このような関係のことを、セカンドパートナーなのだそう

既婚者同士だとしても、お互いに「セカンドパートナー」と周りに伝えたとしても
理解されにくいのは「不倫」に似ているところだと思います
また、愛人とも呼べる関係なのかなと個人的に捉えています
あくまで個人的な感覚ですが、実際は不倫をしていても、「セカンドパートナー」と主張することもでき、難しいラインではないでしょうか?

私も夫がいますが、もし今
「この人セカンドパートナー!」と紹介されても、嫌だと思いますし
友達に道端で「他の女性とデートみたいに歩いていたよ」と教えてもらって、
夫に話しをして、「セカンドパートナーだよ」と言われても、いい気はきないと思います

仮にお互い公認したとして、本当に相手のことをこれまで通り夫婦と知って愛せるかと問われると、気持ちは冷めると思います
それがお互いの距離感を保つために必要であれば、夫婦としての関係は終わっているのでは?と感じますね
(強い言い方になっていますが、あくまで私の考えです!)

ここまでは子ども抜きで考えた内容でしたが、本題の子どもの育ちについて触れていきます!

セカンドパートナーが与える子どもの影響

はじめに、「親は子どもを守る」ということを前提に考えてお話をしているので、セカンドパートナーの否定的な部分が目立つと思いますが、ご了承ください

子どもの心はとても繊細です。そして、一つ一つの経験を積み重ね、自分のパーソナリティー(人格)を作っていきます
私の記事を読んでくれている方々は、よく理解されていると思いますが、
特に生まれて〜6歳までの子どもはパーソナリティーの基礎となる土台を作ってるところです

ここで比較して欲しいことが、
①「お父さん・お母さんが変わらず、僕/私を育ててくれていて
これからもずっと変わらずに育てつ」
のと
②「お父さん・お母さんが変わりながら、僕/私を育ててくれていて
これからも変わる可能性がありなが育つ」

極端ですがこの2つを比較したときに、
子どもの育ちにとって悪影響になるのはどちらでしょう?

子どもは安心した環境から、
挑戦したり興味を持ったり、一つのことをやり続けたりなど
心の安定が基本になって感情をコントロールします

①と②を見てみるとどちらが子どもの安心・安定を育みやすい環境かはわかると思います
②の内容はセカンドパートナーとも繋がりますが、離婚に対しての子どもの影響とも似ていますね

お父さん・お母さんの感情のコントロールを2人で相談・解決するのではなく、
第3者が関わることはよくあります
例えば、実母や兄弟、友達や同僚など…
周囲が認知している「協力者」という人たちですね!

ここで、セカンドパートナーの話に戻りますが、
子どもの中で
「パパママが笑ってくれて嬉しい‼︎」
という気持ちが続きながらも、周囲からの声によって
「パパとママって普通じゃないのかな?」
という
親を信じる気持ちと、周囲の声による影響で
気持ちが不安定になることもあり得ます

子どもはいつどこで話を聞いているかわかりません
(現場にいる時は、パパママの私生活をよくお話ししてくれることも 笑)

お父さん・お母さんがセカンドパートナーがいることを公言して
「私たちはパートナーとも自分の身の回りの人とも理解を得て子育てをしている」
としていても、
その他の周りの声というリスクは大きくついてきます

子どもはパパママとは違う、1人の人間で、
パパママが「大丈夫、このくらい」と思っていても
積み重ねによって心を作っていきます

それぞれの家庭で、子育て方法は当たり前に違います
イレギュラーな状態が必然的に起こることもあります
また、意図的に起こすこともできます

親として
我が子が育つ環境の優先度によって変わると思っています

今、行動するときになのか?
今、公言するときなのか?
今、それをしなければならないときなのか?

親として我慢することは多くあります
子どもを育てる保護者として、それが虐待につながっていないかの判断も
最後は、自分と関係のない周りの人が判断することもある

最後重くなりましたが、
子どもの育ちの視点でセカンドパートナーや離婚を私の目線でお話しさせていただきました

「新しい家族の形」
というのもたくさん広まりつつあります

「社会で育てる」
というのも変わらずあります

皆さんは、このセカンドパートナーについてどのように思いますか?
ぜひ私の見えていない視点も大いにあると思うので、
ぜひコメントで教えてください☺︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?