できることなら自給自足で生活してみたい。

というと、鼻で笑われた。
田んぼのことも畑のことも知らないくせに…と。
確かにそうだ。

昭和６０年代はカロリーベースで７３％だった日本の生産自給率。
今では４０％を下回っている。
自給率を上げなければいけないというけれど、そもそも自給率１００％時代はあるんだろうか。国民全員がお腹をすかせることなく生活できた時代が過去にはあっただろうか。
と、ふと考えた。
その答えを私は知らない。

選挙が行なわれるたびに投票率が低いとニュースになる。
その原因が「政治への関心の低下」と「若者の選挙離れ」が主な要因とされている。そもそも投票率１００％時代はあるんだろうか。過去、一般市民が政治に関心を持った時代ってあったんだろうか。
と、ふと考えた。
昭和４２年の衆議院議員総選挙では約７４％。
これで高いと言えるのか？私はわからない。

知らないことだらけだとつくづく思う。
無関心のツケが回ってきた。