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海外で挑戦できる人

カナダで生活するようになって20年目。
ケベック州の公用語はフランス語。ほとんどしゃべれないのに、これまでよく無事に生きてこられたと感慨深く思ったりもする。人生って案外なんとかなるもんだ。


近頃の若い世代で海外移住したい人が増えていると聞くけれど、二の足を踏んでいる人のほうが多いかもしれない。

微熱さんのnoteの中にこんなことが書かれていた。

以前、SNSでこんな質問を見かけた。
海外に挑戦したいけど、自分がそれだけの器を持っているかどうかわからない。
海外に行くべき人と日本に止まるべき人の違いがわかる方がいらしたら教えて欲しい、できれば海外在住者で。
といったような。

微熱さんのnoteから


海外で挑戦するための器とは何だろう?と考え込んでしまった。
自分が海外生活に向いてるかどうかなんて事前にわからなかったし、言葉の壁も想像以上に高かった。
とはいえ、移住に失敗しても、私にはいつでも戻れる国がある。この点は今でも大きな心の支えになっているし、国を失う、追放されるなど難民や亡命して来た人達とは状況が全く異なる。保険付き移住と言える。

ということは、海外で挑戦するために必要なものは器ではなくパスポート。「何言ってんだこの人は!」と思われるかもしれないけれど、海外に行くのにパスポートなしでは話が始まらない。
今の時点で予定がなくても10年有効のパスポートを申請できるような人。加えて海外に対する好奇心と、日本との違いを楽しむ柔軟性があればそれ以上迷うことはない。ハードルをぐっと下げて、短期旅行から試すといい。


毎年2月20日は旅券の日。令和5年旅券統計は、令和6年2月20日に
外務省から公表予定となっている。




2024年2月21日追記~

  1. 令和5年における旅券の発行数は、約353万冊(前年比158.3%増)
    でした。このうち一般旅券の発行数は、約350万冊でした。

  2. 令和5年末時点における有効な旅券の総数は、約2,151万冊でした
    (前年末比で約24万冊減少)。

  3. 令和5年3月から開始したオンライン申請について、国内の切替申請
    (残存有効期間が1年未満となった場合等)の利用率は、約31%でした。

  4. 令和5年における紛失・盗難の届出の件数は、約3.2万件(前年比124%増)でした。このうち約8割が、日本国内におけるものでした。

国内でのパスポート紛失、盗難が2万件以上もあるとは。しかも前年よりも増えているのはどうしてだろう?

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