見出し画像

旅ブックスMAGAZINE|2023年7月記事まとめ

2023年7月に公開した記事を紹介します。


7月3日(月)
「全国最中図鑑」55 讃州最中 (香川県丸亀市)

明治維新後の都道府県制が敷かれる前、日本の地域行政区画は六十余州(66国と2島)と呼ばれる「国」が単位だった。武蔵(国)、信濃(国)、三河(国)など、今もさまざまな固有名詞に名付けられていたりする国名だが、これらは正式名よりも通称「○州」(例えば武州、信州、三州など)と呼ばれることが多い。香川県はご存知「讃岐うどん」で知られる「讃岐」の国。通称「讃州」である。


7月6日(木)
著者本人による朗読動画 2 『寂しさから290円儲ける方法』(一部抜粋)

ドリアン助川さんの最新刊『寂しさから290円儲ける方法』の朗読動画を公開しました。ドリアン助川さんご本人が朗読されています。
第二弾は第七話「長野 小布施」と第八話「米国 ニューヨーク」
ドリアン助川さんの心地よい声が心に沁みます。第一弾と合わせてお楽しみください。


7月10日(月)
23皿目 “ 毎日通いたい定食屋の看板メニュー ” ぼん平|元気の出るカツカレー

愛媛県には風光明媚な棚田や段々畑がたくさんあります。西予市明浜町にある狩浜の段々畑もその一つ。気の遠くなるような数の石積み、季節ごとに彩りをみせる菜の花や蜜柑、そして海。すべての要素がガッチリ組み合わさって、ここにしかない美しさを誇っています。


7月13日(木)
【日本全国写真紀行】49 福岡県北九州市八幡西区木屋瀬

木屋瀬宿は、長崎街道の宿場町「筑前六宿ちくぜんむしゅく」の一つで、長崎街道と赤間道との追分の宿として栄えた町である。長崎街道は、江戸幕府唯一の開港場だった長崎と小倉を結ぶ脇街道。世界からの文物や情報を全国に伝える、重要な役割を担った街道だった。


7月17日(月)
「全国最中図鑑」56 伊達侯もなか (愛媛県宇和島市)

慶長19(1614)年、伊達政宗は徳川家康から「大坂冬の陣」への参戦の功績として伊予宇和島10万石を与えられた。政宗の長子・秀宗が別家としてこれを継ぎ、翌年宇和島城に入城して、宇和島藩が正式に誕生した。時が移り、明治維新の際、秀宗は大政奉還に功績があったとして侯爵に任ぜられている。


7月20日(木)
著者本人による朗読動画 3 『寂しさから290円儲ける方法』(一部抜粋)

ドリアン助川さんの最新刊『寂しさから290円儲ける方法』の朗読動画を公開しました。ドリアン助川さんご本人が朗読されています。
第三弾は第九話「岩手 イーハトーブ」です。
今回は作中で麦わらさんが朗読する『銀河鉄道の夜』も含まれています。



7月20日(木)
【新刊試し読み】 『旅する桃源郷』|下川裕治

これまで数多くの旅関連書籍を刊行してきたベテラン旅行作家、下川裕治さんの新刊『旅する桃源郷』が7月18日(火)に発売されたことを記念して、“はじめに” を公開します。



7月24日(月)
第16橋 前編 コナン大橋&江島大橋〈えしまおおはし〉(鳥取県) |吉田友和「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」

 これは前々からいずれ書こうと思っていたことだが、この「橋旅」には裏テーマみたいなものがあって、それは何かというと「推し旅」である。自分が応援している(推している)コンテンツにまつわる旅である。「推し活」の一種と言った方が分かりやすいか。



7月27日(木)
【日本全国写真紀行】 50 佐賀県小城市小城

 江戸時代、長崎の出島と北九州の小倉を結んでいた長崎街道。鎖国下にあって、出島は海外との唯一の窓口であり、さまざまな舶来品が出島に荷揚げされた。それらのひとつに砂糖がある。砂糖は、長崎街道を通って京都や大阪、江戸など全国に広がり、それにともなって砂糖を使った菓子づくりの技術も各地に広まっていった。特に長崎街道沿いの町では、その風土にあったお菓子が数多く生まれた。