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旅ブックスMAGAZINE|2022年11月記事まとめ


2022年11月に公開した記事を紹介します。



11月3日(木)
「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄 23 首都カラカスのいま 【ベネズエラ編1】

 通貨はボリバル・ソベラノのはずなのに、市中にはUSドルが溢れていた。2022年9月8日に空路で入国した僕は、知人のベネズエラ人のフォルクスワーゲンで中心街のサバナグランデ地区へ向かった。



11月3日(木)
「リヤカーマンの日本再会 ― 30年ぶりの日本徒歩縦断 ―」|永瀬忠志 【16】 涙ぐんだおばさんの顔

 30年前、宮崎県小林市で、朝食を食べるために個人商店に立ち寄った。
 吉薗はぎさん(当時59歳)が店番をしていた。
 パンと炭酸飲料水を買った。はぎさんにお願いをして、店の中で食べていた。私にタオルとトマトジュース、栄養ドリンク、ぶどう(巨峰)2房を差し出してくれた。



11月7日(月)
「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」|吉田友和 第8橋 あやとりはし 後編(石川県)

 セミの鳴き声を打ち消すかのように清流が音を立てて流れている。そのせいか、いくぶんか暑さがやわらいでいるように感じられた。8月下旬、橋を見るために加賀の山中温泉までやってきていた。



11月7日(月)
「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄 24 マッチングinカラカス 【ベネズエラ編2】

 カラカスの「Tinder」も活況を呈していた。滞在した1週間のうち38人とマッチングした。そのうち会えたのは41歳の看護師ロサの一人だが、後述する監視の目がなければもっと多くの女性に会えたかもしれない。



11月7日(月)
「全国最中図鑑」 39 青森りんごもなか (青森県むつ市)

日本における西洋りんごは、明治4(1871)年に日本に導入され、青森県へは明治8(1875)年春、当時の内務省勧業寮(1874年に設置された殖産興業を推進する省庁)から3本の苗木が配布され、県庁の構内に栽植されたのが始まり。



11月10日(木)
【日本全国写真紀行】 29 岩手県一関市藤沢町大籠

 岩手県の最南端、宮城県との県境にある一関市藤沢町。その町に大籠という小さな集落がある。江戸時代、たたら製鉄の地として栄えた場所で、当時この地を領有していた仙台伊達藩の保護を受けていた。



11月14日(月)
「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄 25 旅の終焉 【エピローグ】

 ベネズエラで旅を終えたゲバラは故郷のアルゼンチンに戻り、国立ブエノスアイレス大学医学部に復帰して残りの単位を取得した。アレルギーに関する論文を書き上げて医学博士となった。



11月17日(木)
【日本全国写真紀行】 30 秋田県雄勝郡羽後町

 雪が多く降る秋田の中でも、特に豪雪地帯として知られる雄勝郡羽後町。山形県境に近く、雄物川を挟んで湯沢市と隣接するこのあたりは、ほとんどが山林と原野だ。



11月21日(月)
「リヤカーマンの日本再会 ― 30年ぶりの日本徒歩縦断 ―」|永瀬忠志 【17】 本当は自分の子供に言いたかった

 宮崎県都城市の食堂で昼食(カツ丼)を食べていたら、また、12時のニュースがテレビで始まった。



11月21日(月)
「全国最中図鑑」 40 北海道クマ最中(北海道札幌市)

世界には8種類のクマがいるそうだが、日本にいるクマは2種類のみ。北海道に生息するヒグマと、本州以南にいるツキノワグマだ。



11月24日(木)
【日本全国写真紀行】 31 埼玉県秩父郡東秩父

日本が世界に誇る技術の一つに、手漉てすき和紙技術がある。文字どおり和紙をつくる技術で、熟練した手技によって生み出された和紙は洋紙よりもはるかに強く、ヨーロッパの美術館では絵画の修復にも用いられている。まさにものづくり日本を象徴するものといえるだろう。



11月28日(月)
【日本全国写真紀行】 32 宮城県塩釜市浦戸寒風沢

 江戸時代、東北を旅した松尾芭蕉が奥州行脚の最大の目的地としていたといわれる松島。海に浮かぶ三百近くの島影による絶景は、今もなお多くの人々の心を魅了している。



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