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記念すべき 最初の言葉

わが家の栗まんじゅう(次女)は、
8ヶ月に入り

ばばばばー
あぅあー
まーまーまー
とおしゃべりがさかんになった。

物言わぬ赤ちゃん時代は
もちろんのこと、
喃語が出だして
可愛さが増すばかりだ。


ママを見つめての ままー と 
眠たいときの ねんねー に関しては、
すでに意味のある言葉として
言っているようにみえる。

そんな栗まんじゅうだが、
新生児を終えたあたりから
はっきりと 出していた言葉がある。

オエッ  だ。

本当にはっきりと

オエッ という。

たとえば
まぁとりあえず飲んどいたら、と
頻繁に与えられるチチが
もういらないとき

いったんは
咥えてみるものの、

オエッ  オーウェッ

いっちょ前に 
すごくきれいな発音で 
響きは汚い。  

もういりませーーーーーんという
心の声が聞こえる。
(聞こえるだけで、決して吐きはしない。)

中にはきっと
飲み会後のでろでろなおじさんが入っている。

また、離乳食が気に入らないときにも、

オェッ が出てくる。


これ以上ないくらい分かりやすい
立派な意思表示だ。

日々、お味が合格点かどうかに
ドキドキしながら
スプーンを口に運んでいく。

大きなお口をあけ
スプーンが吸い込まれる。

満面の笑みで 
可愛くにこっとしてからの

オェッー

米つぶがいやだったのか。


ベビーせんべいをバリバリ食べる次女をよそに、
手作りの離乳食をたいらげる母であった。




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