できることならスティードで Trip0 「キューバの黎明」/加藤シゲアキ (読書感想文)

反応したワードは
キューバ、チェ・ゲバラ、
モヒート、ヘミングウェイ、
日はまた昇る、老人と海、誰が為に鐘は鳴る、
アメリカがキューバとの国交正常化。

キューバという国は行ったことないけれど
THE BOOMというバンドを
宮沢和史という人を
追いかけていたら
知らなくもない国。

実際にファンの人たちのためにツアーを組んで
ブラジルとキューバに行ったんじゃなかったっけ?

わたしにはその費用を捻出することも
費用を作るための情熱も乏しく
地球の裏側への旅は諦めてしまった。

その時ツアーに行ったひとたちは3グループに分けられ
ひとつのグループは
ハリケーン(って呼び方で良かったかな?)のために
帰れなくなってしまいサルサダンスを習うことになったような記憶が
残っている。

宮沢さんの沖縄での飲食店
みやんちでは
時折いろんな地域の音楽と料理を楽しむイベントが行われていて
私も1度だけ訪れることができた。

その時のテーマが「キューバ」だったように記憶している。
カリブの島々だったかもしれないが
キューバでの出来事を話してくれていた。

宮沢さんがキューバに行った頃は
シゲちゃんが行ったずっと前だっただろうから
シゲちゃんが見たかった景色がいっぱいあったのかもしれない。

宮沢さんの話で覚えているのが
ジュースか何か食べ物か何か?
(私の中ではジュースのイメージなのだけれど)
を、もらうための配給券みたいなものがあって
現地の人に話しかけられ
これあげるよって貰った話。

地元の人たちの生活が垣間見れたのと
それを旅行客に譲ってしまう
その空気感がおもしろいなって思ったのでした。

チェ・ゲバラの映画も
見に行ったなぁ。。。と思い出したりもして。。。

ヘミングウェイも
老人と海は持っていた気がするが
ちゃんと読めていない気がするので
この機会に
出てきた3作品読んでみるのもいいのかもしれない。
特に、「日はまた昇る」は
なんだか読まないといけない気がしている。


今年の目標のひとつに
カクテルを作るというのもあるのだけれど
モヒートも呑んでみたい。
(作るよりも呑む方に意識が向いてしまったが。。。)


余談だが
カラーバーインクという
インクのシリーズがあるのだけれど
モヒート緑色だったなぁと思った。
シゲちゃんのメンバーカラーなので
「キューバの黎明」を書写する時は
モヒートのインクを使うのもいいかもしれない。。。

いちばん印象に残ったのはここ。

「自分の思い描いていたキューバの景色は、
 数年のうちに変わってしまうかもしれない。
 だとしたら今行くべきだ。
 行動しなければ、いつまで経っても夢は現実にはならない。」

これは本当に実感する。

今、このご時世で
実感してる人も多いかもしれない。

あの時、あの場所に行っていれば。。。

まだ先が見えない今
物理的に旅をすることは難しい。

だけど、だからこそ
今だからこそ
できることというのものが
ある気がする。

今、でも、できること。
を、
少しでも現実にしていけたら。

Torip0「キューバの黎明」を読んで
さらに想いが強くなった。



*黎明→明け方、夜明け

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