人形劇-monologue-プロローグ「初恋」

はじめに

 書き始めの頃のものなので文章の拙さは多少大目に見るとして…それ以外の演出などに注目していきたい。

焦点が定まっておらず、主張が分からない。

 「プロローグ」ということになっているが書きたいものが世界観なのか、劇的な出会いなのか、少年の人間性なのか、どれをとっても全く足りておらず、結局なにも演出できていない。

読者への歩み寄りが足りていない

 言葉のチョイスにおいて、かなり主観的な表現が多い。
 少年の感性に合致する人間なら(その文章の拙さ除けば)あるいは理解できるかもしれないが、これでは殆どの人間が置いていかれる。
 適度に共感を誘い、物語や登場人物に引き込む文章が必要だろう。

プロローグとして

 『人形劇』の、そして月光と紅茶の創作物としての「プロローグ」としての役割を持たせてあげるべきなんじゃないか。読者に「これが『人形劇』なのか」「これが月光と紅茶なのか」と感じさせるものであって欲しい。
 人形劇の人形劇たる部分を強調する為に、もっと人形劇のテーマ、メッセージを色濃く出してもいいのではないだろうか。

総評

何を取っても足りていないが、頑張りは感じられる。

追記
人形劇-monologue- プロローグ「初恋」
(カクヨム)

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