トロントに3ヶ月住んでみる! 第2回 こんなところに落とし穴!?カナダへのフライトの極意
こんにちは!Moozyのノートを見てくださってありがとうございます! さてさて「トロントに3ヶ月住んでみる!」シリーズも第2回を迎えました。今回はトロントへのフライトに関する情報をご紹介します!
私は今回の渡航も含めてこれまで3回トロントへいきました。 が、2回はトラブル続きでとっっっっても大変な思いをしました…。 何がそんなに大変だったのか…それは、 そもそも飛行機に乗れるか怪しい問題が発生したからでした…。
北米の壁、eTAとESTA
トロントへ飛行機で行くには、直行便と乗り継ぎ便の2つの手段があります。
❶ 直行便
成田国際空港だけでなく、羽田空港国際線ターミナルからもトロントへは直行便が出ています。
私は3回トロントへ行ったうち、1回目と3回目の計2回、羽田空港発のAir Canadaによる直行便でトロントへいきました。
❷乗り継ぎ便 航空会社によって乗り継ぎの回数や場所は変化しますが、一般的にアメリカでの乗り継ぎが多いようです。ちなみにアメリカで乗り継ぐ場合はトランジット先の空港で一度、預け入れ手荷物を回収し、再度預ける必要があります。 私は2回目のフライトがアメリカのワシントンDC乗り継ぎでした。
一見シンプルに見えるトロントへの行き方ですが、ある事を知らないと、「そもそも飛行機に乗れない!」というとっても深刻な事件に巻き込まれる可能性があるのです…
そう、それは「eTA とESTA」です。
え?何それ?と思う方、今回、この2つを脳にしっっっっっっかり焼き付けてくださいね。
eTAとは…
カナダへ渡航する際に渡航前電子申請をします。これをElectronic Travel Authorization (eTA)と言います。
ESTAとは…
アメリカへ渡航する際に渡航前電子申請をします。これをElectronic System for Travel Authorization(ESTA)と言います。
eTAもESTAも、それぞれの国へ渡航する際に、事前に渡航権利を得ている事で入国が許可されるシステムを示します。そう、事前に。
ここまで来て、私がこれまでの渡航で何をやらかしたか、みなさんなんとなく察した事でしょう。
そうです。eTAもESTAも申請し忘れていたのです
あれは2018年の10月、私が初めてトロントへ一人で行った時でした。
いつも通り手荷物の預け入れなどを済ませようと少し早めにチェックインカウンターへ行きました。
すると優しそうなグランドスタッフのお姉さんが少し焦った顔で私に言いました。
「お客様、eTAの登録がおすみでないようなのですが…」
え…eTA? 何それ? え、私飛行機乗れるの? 幸いにして申請が10分くらいで通った為、無事飛行機に乗ることができました。しかし、入力する事はたくさんあるし、英語だし、人によっては申請が許可されるまで何時間もかかる人もいるらしいし、前日までに申請を終えていることをお勧めします…
そして、あれは2019年の2月、2回目のトロントひとり旅の時でした。 今回は10月に申請したeTAの期間がまだ残っている為、余裕余裕と思いながらセルフチェックインをしようとした時です。いつものようにパスポートを機械にかざし、フライト情報を読み取ってもらおうとしたら、画面に「お客様のご予約はこちらでは扱えません。カウンターに行ってください」的な文字が… 何何何何…またやった?え、何をやった? すると、今度はテキパキ系のお姉さんが困った顔で「お客様、ESTAの申請がお済みでないのですが…」 eeeESTAaaaa? 私に必要なのはeTAちゃうの? そうなんです。たとえトランジットであっても、一ミリでもアメリカの領土へ踏み込む際はESTAが必要なんです… しかも何が大変って、申請許可が降りるまで恐ろしく時間がかかるということ…申請ページのご案内のところには最長で72時間の審査時間を要しますとのお言付けがございます。 「私、飛行機乗れないの?」事件再発しました。神様に今までやらかしたことを思いついては悔い改めを繰り返すこと20分、祈りが通じたのか、幸い渡航許可が降りました。
はい。このようにeTAとESTAを知らなかったがゆえに、2回立て続けにチェックインカウンターで足止めをくらい、搭乗時間ギリギリにセキュリティを通り、免税店の前を爆走する羽目になってしまいましたとさ。 みなさん気をつけてくださいね。 ちなみにESTAはハワイやアラスカに行く人にも必要とされます。本当に本当に事前申請を忘れず行うことを心の底からお勧めします。
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