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アイドル愛から自己発見へ:あるオタクの25年

世の中から偏見を持たれようと、自分が好きなものを好きだと言えたことが、自分らしく生きることのスタートでした。
この記事は、何か自分に自信がない、自分のことをあまり話せないという方の勇気や自己表現のきっかけになれば幸いです。


大学生時代のアイドル愛と苦悩


1996年、大学生だった私は、沖縄出身の少女アイドルグループ、SPEEDのデビューを目の当たりにしました。
当時、非モテで口下手人見知りで、周りの友達が話す話題にただ耳を傾ける日々でした。

SPEEDに興味を持ちながらも、友達の一人がSPEEDのメンバー、寛子を褒めると、周囲は彼を「ロリコン」とからかい、その様子を見て私は自分の好みを隠すようになりました。

九州の田舎で、アイドルオタクと思われる恐怖と、好きなものを表現できない苦しさを感じていました。

インターネットの登場と自己表現の可能性


同じ頃、インターネットが普及し始め、Yahooを通じて様々なホームページが開設されました。
私はインターネットの世界に没頭し、特にSPEEDのファンサイトに惹かれました。

その中の一つで、SPEEDEが出ている番組や発言に対する感想文を掲載しているサイトに魅了された。掲示板でファン同士が感想を言い合い交流するという文化に惹かれて、思い切って掲示板に発言しました。
それが、オタクとしての公のデビューとなりました。

今では、インターネット上で自己表現の場は多く、Noteもその一つです。当時は、掲示板が自己表現と交流の場でした。

もしインターネットがなければ、自分を表現する機会を持たずに生きていたかもしれません。
SPEEDが好きだと自覚(決断)することも。
SPEEDオタクと掲示板でつながることも。
SPEEDのLIVEツアーで、リアルでオタク仲間と出会うことも。
大学の友達や教授に、家族にカミングアウトすることも。

今の、オタク全盛の時代は、いくらでも自己表現できていい時代。オタクであることが誇りさえあります。
その後もアイドルへの情熱は変わらず、SPEED以降、ハロプロ、dream、Perfume、Bon-Bon Blancoなども追っかけました。

オタク趣味とキャリアの融合


その後、一転、自分が表現する側へと方向転換しました。
2005年から、沖縄三線を初めて大工哲弘先生に師事し新人賞コンクール受けたり。
アフリカンジャンベを岩原大輔氏に習い、サヨコオトナラや寿、ソウルフラワーにはまり、民俗音楽に没頭しました。

2008年からは、心理学・心理療法にはまり、矢野惣一先生の問題解決セラピスト講座に始まり、ゲシュタルト療法、松木正さんのインディアンセレモニー、マインドフルネスや仏教、トランスパーソナル、非二元・・・と様々な体験をしました。

まとめ

20歳から25年間、オタクとしての道を突き進んできました。
ちなみに今は、夫婦で小沢健二(通称オザケン)推し活中です!

好きなものを自由に表現できることはとても心地よいです。
最近は少し表現しづらい世の中でもありますが、文章はNoteで、感情や身体はゲシュタルト療法で表現していくつもりです!

頭の表現に疲れたら、ゲシュタルトでのラグジュアリーな自己発見・感情体験に来てください!

最後までお読み頂き、ありがとうございました



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