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『せいふる』は開発段階に進みます。クラファンでのご支援・ご協力ありがとうございました!【御礼】

支援総額:¥2,083,000
支援者数:223人

子育て教育に関する情報収集アプリ『せいふる』を開発するための、クラウドファンディングが7月2日をもって終了いたしました。

800万円という目標には届きませんでしたが、皆様の多大なるご協力をいただき次のステップへと進むことができます。

本当にありがとうございました。

▼クラファンページはこちら▼

個別にご連絡差し上げる前に、簡単ではありますが、共同代表の今川裕太と竹之内大輝よりご挨拶申し上げます。


今川裕太

今川裕太(あぽー)

 この度は、せいふるのクラウドファンディングにご協力くださりありがとうございました。いろんな方々に支えられ日々の活動を行えていること、また、そういった方々のおかげで新しい挑戦に向かっていけるということを実感する2ヶ月間でした。

 私たちがこれから作ろうとしているアプリ「せいふる」は、子育て・教育的な視点で世の中に溢れている情報を集めてみなさまにお届けする情報アプリです。
このアプリは直接的に子育て・教育の問題点を解決するようなものではないかもしれません。

しかし、
子育てで困りごとが生まれた時に、一番最初に頼れる場所として、
学校の先生が日々の授業で使う時事ネタなどを収集する場所として、
子育てや教育に従事している方が、子どもたちを育てていくための知識や技能をアップデートする場所として、
子どもたちが安心安全に調べ学習をする場所として、
周りにいる誰にも相談できない悩み事や相談事ができた時に頼れる場所として、

そして、子育て・教育に関わっている全ての人が集って語り合い、子育て・教育業界で起こっている数々の問題に対する解決策や、新しいイノベーションを生み出すきっかけになる場所として、このアプリを育てていきたいと思っています。

 このアプリの構想は「もあふるオンライン教育実習 セクシュアリティ教育プログラム」を受けてくださった1人の学生さんの声と、共同代表の竹之内の一言から生まれました。

「情報を調べていると広告がアダルト向けの広告ばかりになってしまいました」

笑いながら伝えてくれたその顔は今でも忘れません。
確かにその瞬間において、広告の問題は”お笑い”だったかもしれない。
しかし、本当になんとも思っていなかったら、その学生さんは気に留めることもなく、私たちにも伝えることはなかったのではないでしょうか。

私のエゴかもしれませんが、未来の児童生徒たちのために一生懸命学んでくれている学生さんたちにこれ以上しんどい思いをしてほしくないなと思いました。

「教育系の情報がもっと1ヶ所に集まってたらいいのになぁ」

共同代表の竹之内がぼそっとつぶやいた一言です。
子育て・教育に関する質の高いニュースや素敵な記事はたくさんあります。
また、新しいメディアがたくさん生まれています。

子育て・教育に関わるお仕事をされている人たちは、日々自己研鑽を積み重ねられています。
特に、教育のゼネラリストとして幅広く子育てや教育に関わる情報を知っておく必要がある教職員の方々にとっては、ニュースや記事で情報を得ることは非常に重要です。

また、あまりまだ広く知られていないニーズを抱えたお子さまを育ててらっしゃる親御さんや、共働きやシングルの家庭で日中、ママ友・パパ友の会合に出られない方にとっても情報収集にかかるコストが大きくなっているという話も当事者の方々から聞きました。

子育て・教育に関する情報を得る際に、心理的なコストも時間的なコストもかかっているのが現状です。

このような課題に触れたことが「せいふる」を作ろうと思ったきっかけです。

 私たちがこれから作っていくアプリは、子育て・教育業界の情報インフラを整えるアプリです。

前述した通り、アプリができたからといってすぐに人々の課題が解決するわけではないと思います。
しかし、情報インフラが整うことによって解決する課題もあるでしょうし、新しいイノベーションも起こると信じています。

こんな壮大なプロジェクトに共感してくださり、また、私たちに想いを託してくださった延べ223名の方々、本当にありがとうございました。
また、拡散など支援者数には加算されない形で私たちのことを応援してくださった方々もたくさんいらっしゃったかと思います。本当にありがとうございました。

みなさまから託された想いを決して無駄にしないように、責任感を持ってプロジェクトを前に進めていきます。

 ここからアプリの開発が始まります。

最初は小さな一歩から始まるかもしれません。
しかし、みなさまと一緒にこのアプリを成長させていきたいと思っています。

ここまで本当にありがとうございました。
そして、厚かましいお願いにはなりますが、これからも見守っていてください。どうぞよろしくお願いいたします。


竹之内大輝

竹之内大輝(かぐや)

 この度は、『せいふる』のクラウドファンディングにご協力くださり、本当にありがとうございました。突然ご連絡したにも関わらず、読んでくださった方、お返事くださった方、拡散にご協力くださった方、ご支援くださった方、皆様のお陰で200万円を超える支援金額を集めることができました。

 2,083,000円。この金額をどのように使うのか、今川と壁打ちしながら慎重に考えております。将来の正式なアプリリリースに向けてどのような道筋をたどるのか、確信は持てませんが、イメージを膨らませているところです。少なくないこの支援金を決して無駄にせぬよう、進めて参りたいと思います。

 この挑戦の始まりは、僕が教育系のニュースを集めてLINEオープンチャットでシェアしているときに、「教育系の情報がもっと1ヶ所に集まってたらいいのになぁ」と今川にぼやいたことでした。

 共同代表の今川は、これまでにも数々のプロジェクトを立ち上げてきました。僕も彼に乗っかっていろんなプロジェクトに挑戦してきました。その多くは実装まではいかず、アイデアを形にする前の過程をたくさん失敗してきました。

 初めて(お金を動かす)プロジェクトとして形にすることができたのは、APO connectsという理念を広げる活動でした。「誰もが、誰かの理解者・支援者になれる社会」を目指し、“循環的相互扶助”という言葉をつくり、クラファンでグッズを届けました。

 次に、もあふるオンライン教育実習が始まりました。こちらもクラファンで170万円以上の資金を集めることができ、教員になる前にセクシュアリティを通して“自身のあり方”を考えるプログラムを実施しています。現在は第6期を進めているところです。

 そして、今。「子育て教育の情報を交通整理しお届けするアプリ開発」という大きな挑戦が始まります。「その手段である必要はないと思う」「セクシュアリティに特化した方がいいのでは?」と僕らの挑戦に、純粋な気持ちで反応してくださることが嬉しく、そして生きている実感を与えてくれます。

 正直、「まずは、やってみなきゃわからない」と思います。だって誰も挑戦したことがないのだから。「教育界でお金を生み出すのが大変だ」といいます。同志としてがんばっている友人たちも持続可能な仕組みをつくることに苦戦しているのをこの目で見ています。そのため、不安は拭えません。

 しかし、「教員」という肩書きを背負いながら、時間を生み出してこうして挑戦できるのは、幼少期から「大きな夢を掲げろ」と言い続けてくれた父のおかげです。「あなたならできるよ」といつも肯定的なフィードバックをくれた周りの友人、先生、大人たちのおかげです。これまでのすべてのフィードバックが僕を育んでくれました。人生を振り返るたびに、ありがたいだなぁと実感します。

 日々何を優先して選択するのか、悩みは尽きません。選択肢が多い分、選択肢を削る勇気も必要なのです。『せいふる』を育て、この世に広げていくまでに、まだまだたくさんの葛藤が待ち受けているでしょう。

 それでもきっとよりよい方向に進めると信じています。ぜひ、これからも見守ってください。そして、日本の教育をもっと実りあるものにしていきたいです。

 最後まで読んでくださってありがとうございました。


▼朝日新聞掲載▼

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