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朝日新聞の読み方について

両親が朝日新聞を購読していたので、ずっと朝日新聞に馴染みがあり、気が付いたら新聞と言ったら朝日だった。
両親から離れてからも、朝日新聞を紙面で購読していたが、全然読まなくて、新聞紙ばかり溜まって、四階に住んでる私としては、廃品回収にだすのがめんどくさかった。


新聞を本格的に読むようになってから、朝日新聞がつまらない、と思うようになった。正確に言うと、東北大震災があってから以降だったと思う。社説がつまらなく感じた。


朝日新聞をデジタル購読にして、ずっと紙面ビューで読んできたが、紙面ビューは3800円で高いので、1980円のデジタル版に切り替えた。
デジタル版にして不便なことは、まあいろいろとある。テレビ欄がないこと、火曜の夕刊の展覧会一覧表がない、もちろん、出版社の本の広告もない。「サンヤツ(朝日新聞の小枠出版広告)」のページはあるが、紙面に比べると、圧倒的に少ない。

やはり、紙面ビューじゃなきゃ、意味がないようにも思える。見出しにざっと目を通した時に、頭に入ってくる情報が違う。デジタル版だと、記事の文字量がざっと分からない。


スクラップブックに保存するもの・しないもの


デジタル購読にしてから良い点は、スクラップ保存ができること。紙面ビューを使っていた時は、ダウンロードしてざっと目を通して、トントンとダブルクリックしてスクラップブックに入れて、そのあと、まとめてスクラップブックから読んでいた。紙面ビュー辞めてからは、スクラップする量が減った。読みたいと思える記事が少なくなった。
そんな私がスクラップする記事は、読む記事をマークして放り込む方式をとっているが、比較的時間が経っても読める記事である。大竹しのぶが毎週書いている文章、特派員メモ、料理レシピなど。展評やファッションについての記事などは、旬なものがあがるから、ちゃちゃっと読むが、料理のレシピは保存してPDF化して、PCに別のファイルを作って保存している。あとは、読んだらどんどん消していく。もちろん、新聞記事でとっておきたいものは、永久保存版として、タグをつけて保存している。


スクラップブックにもいろいろ問題があって、前はタグ検索して、さらにタグをつけて編集していると、編集の続きが出来たが、機能が新しくなってから、スクラップブックの1ページ目に戻ってしまい、非常に編集がしにくくなった。なんとかならないものかと思う。


書評


朝日新聞の書評は土曜になった。日曜の時よりも情報が早くなって便利だと思うが、私は習慣的に土曜は新聞を読むのが遅いので、図書館で書評に載った本を予約するのにはタイミングを逃している。新聞の書評と言ったら毎日新聞が面白いらしいが、いろんな新聞の書評は近所の本屋さんに行ったときに、毎週チェックしている。デジタル版の書評のタイトルに、評者の名前がでるといいのに、とは思っている。この人が推薦した本は読みたいというのがあるから。新聞各社の書評に載った本はまとめて版元ドットコムを見ればいいのだが、ちゃんと書評が読みたい。ALL REVIEWSは書評のアーカイブを載せてるが、毎週書評だけ集めたサイトがあればいいのに。


結論


デジタル化により新聞紙で購入する人が減っているのは事実なのに、なんで、家に「前、お宅、うちの新聞購読してたでしょ?またとってよ」ていうセールスの人が来るんだろう。デジタルでも紙面ビューを維持するには、新聞紙を購入する人がいないと持たないんだろうか。新聞社としては何考えてるんだろうな、と思う。

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