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他と差がつく!ターンが自然に上達する一工夫

今回は、
普段の練習の一工夫で
レースでのターンの上達に差がつく…
と、いうお話です!

レースでのクイックターンやタッチターンは
ターン後に真っ直ぐ壁を蹴ることで
力が壁に伝わります。

その結果、
ターンアウト(ターン後の壁蹴り)で
より遠くに流れるようになります。

マスターズでは
主にグループ練習が行われます。

マスターズ練習であれば
25mプールで、
1コースの人数は、
優雅に1〜3名、
通常なら4〜7名、
少し窮屈ですが8名以上で行われます。

プールは右側通行で、
グルグルまわりますので、
人数が多い場合は
ターン前後の軌道が
このような3パターンになります。

ターンしている最中は一瞬移動が止まるので、後者が近いと追いつかれて危険な場合があります。そこで…

①は、
一般的なターン前後の軌道。

②は、
前泳者が目の前にいる時の
緊急回避時のターン軌道。

③は、
後泳者が近付いている時の
緊急回避のターン起動です。


私は③の軌道をオススメしています。

その理由は二つ。

一つ目は、
なるべく全員が
③の軌道でターンが出来れば
衝突事故はほぼ100%防げます。

更に、
前泳者に近付いてしまったとしても
以下のイラストのように
赤→黄色→青と
ずらしていくことで
衝突を防げます。

そして、
二つ目の理由
「どの起動がまっすぐ壁を蹴れているか?」
と、いうことです…

まっすぐに壁を蹴っているのは
③ですね。

普段から①や②のような
壁蹴りを行っていると、
壁をまっすぐ蹴ることが出来なくなり、
壁に力が伝わらないどころか
必ずレースでも壁を蹴ったときに
右側へ流れてしまうようになります。

以上、二つの理由から
私がオススメしているターン前後の軌道は
③になります。

このような一工夫が積み重なり
レースでターン毎に
0.5〜1秒ずつ速くなるわけです。

これはまさに
「チリも積もれば山となる」ですね!


もし宜しければ、
こちら「noteブログでのみ限定公開」の
先日、岡山で参加した中国マスターズでの
私の50m自由形です!
(高校1生ぶりに50m自由形のレースです)

ターン後に
どのような軌道になっているか、
是非ご覧下さい!
(無意識でまっすぐ蹴ってますw)

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