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【背泳ぎ】スピードを上げるコツ

50mなどの短距離で
スピードが上がらないという方には
「入水だけを速くする!」
と、だけお伝えすることがある。

全ての回転速度を上げると
不自然な回転の上がり方になってしまい
ただ腕がグルグル
回っているだけで、
頑張っている割には
進まない…
なんてことになる。

回転を上げながらも、
重心だけは前へ前へ送らなくてはいけない。

例えば、
背泳ぎでピッチをあげるときに、
意識することは、
手を速く回すのではなく、
肘を速く回す方がスムーズになる。

正確には、
肘を速く上げる(脇の下を広げる)イメージだ。

肘を上げることで、
肩甲骨がつられて上がるため
体重が乗りやすくなる。

ゆっくり泳ぐときは、
ローリングが入るため
そこまで意識しなくても体重は乗るが、
回転を上げたときは、
とにかく肘を上へ上へ引き上げていき
体重を乗せていく感覚だ。

水をかくことや
キックを打つことも大切ではあるが、
それ以上に
重心を前へ前へかける意識が
必要だと私は考えている。

もちろん、
ある程度のキック技術や
プル技術は必要にはなるが、
それだけを丁寧に行なっているだけでは
スピードは上がってこない。

とにかく入水のときに

「前へッ!前へッ!」

と、心に念じながら泳ぐのが
私なりのスピード上げのコツだ。


ちなみに
ロングストロークで
中長距離を泳ぐときには
プッシュの時に

「前へ〜!前へ〜!」

となる。

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