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ことばを分け合う

ぼくには、繰り返し手にとる本がある。カバンの中の水筒や、ポケットの中のハンカチのように、すっと手を伸ばしてゴソゴソとそれを掴む。

それは、糸井重里さんの「小さいことばを歌う場所」という本。部屋のどこからでも目に入る棚の上にそれは在って。目的をもってというより、なんとなく眺めるように読んでいる。日によって目に入るものが違って面白い。今日はこんな「ことば」がすっと入ってきた。

「場」についての一文。

たがいに、持っているものを出し合って、つまみ食いし合って、少しだけ自分に変化が起こってる。そんなふうな場がつくれたらいいなと思うんです。

一文から想像してみて、そんな場が身近にもあったら良いなーっと思った。そして「ん?それってぼくらが居る、noteのことじゃん」と思った。たがいに「ことば」を出し合って、分け合って、少しだけ自分に変化が起こる。最初はことばをもらってばっかりだったけど、最近は投稿できるようになってきたぞ。これもnoteというステキな場のおかげだな。少しだけ自分にも変化が起こってるようだ。

3月に東京に雪が降る特別な日に、できるだけnoteで投稿を続けていこうと思ったのでした。今日はこの投稿が、ぼくが持っていたもの(分けれることば)。

持っているものを出し合って、つまみ食いしながら。今日も良い一日を過ごしましょう。


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