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「片道」ではなく「二往復半」の燃料だった。

母なるガイアへ
〜地球は泣いている〜⑤

雲仙普賢岳火砕流も経験
空は真っ暗になり
空から灰が降り
救急車や消防車のサイレン鳴り響き
自然の恐ろしさを知る。

世界では9.11世界同時多発テロ

東北大震災
熊本地震
九州北部豪雨

毎年起きる自然災害
天災なのか人災なのかはわからない
しかし、あきらかに人間がつくりだしたことと無関係ではないことに気づく。

気づいた
さぁ、どうする?

祖父から聞いた知覧特攻隊の話

片道の燃料しかなく
敵隊に突撃と聞いていたけれど
実は引き返そうと思えば引き返すこともできるし、東京までも飛べる燃料を備えて飛び立ったという。

下の動画の28:57 より。

特攻機には、一機に1人整備兵がいて、特攻兵とは親子以上の関係だった。

自分がイノチかけて整備した特攻機を、仲間に渡す。
命そのものを渡す。
どういう理由があっても、きっちり散華してくれよ、という想いが込められている

だから、ちょっとでも不備があったら完璧に仕上げ直してやるから帰ってこい
そういう想いが、予備タンクの油には込められている
その願いは二往復半の燃料

引き返すこともできた
操縦桿を右にきれば台湾
操縦桿を左にきれば東京

そのなかで司令でもなく命令でもなく
体当たりして命をかけて散っていった
たくさんの若いイノチがある

生き証人である私の祖父から聞いた
知覧特攻隊の話

その時代を想像するだけで
気が狂いそうになる
息子を持つ母親になった今
このような戦さの悲劇はあってはならない。

さて、カメムシ大発生とのこと
やはり、です。

どうなる?今後の食糧、、。

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