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牛と地球を愛する放牧畜産🐃🌏 長崎県西海市で、牛を耕作放棄地に放牧し、土中環境・山と海…

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牛と地球を愛する放牧畜産🐃🌏 長崎県西海市で、牛を耕作放棄地に放牧し、土中環境・山と海の循環の再生をしています。

最近の記事

気づいた者からリスク覚悟で変革を。

母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜18 私たちの周りにいる動物や植物たちと 懐かしい未来へ進んでいく日々の中 自然界に則して生きるとは? これまで気づかずにいた足元 目の前にすでにあるもの 多くの在るものに気づかずこれまで来てしまった。 言葉に目隠しされたたくさんの事 言葉のない存在 動物や植物 土地と共存する 土地が何を求めているのか? ゼロから見直す いつからこんなふうに頭が高くなったのか? どこを見て生きて来たのか? 非常識な牛飼いと呼ばれて辿りついた い

    • むき出しの自然と向き合って暮らす。

      母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜18 大切か家族を守るために 自然に目を向け人をいかしている森や草花、過酷な天候を注意深く観察する 自然の営みを知り同時に自然から多くの知恵を授かる。 この世に誕生して50年 ずっと動物や自然の中で暮らし 非言語のコミュニケーション能力 言葉ではない世界 正解はわからない世界 五感を研ぎ澄まして 一生懸命生きてきた。 私のまわりにはいつも何かしらの生き物がいる それらの生き物は人に感じえない繊細で敏感な感性を持つ これから起こるか

      • 受け継いでいく 今日が100か日

        母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜17 大工さんだったおじいさんが 大切にしてきた木を循環させてくれる人を探している そこにピンときた女性から 連絡をいただく その女性とお会いしたのは たった一度だけ 分厚い一枚板やさまざまな種類の板を 大切にとっておられたとのこと みんなで2トン車に積み込む作業 そこに言葉はなくても伝わる思い ご家族のみなさんと遺品整理 おじいさんの職人魂 私たちが受け継ぎ 循環させていく あるものを 資源を余すことなく めぐらせていく 昨日は

        • 「場」を作っていく。

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜16 これまで作ってもらった場がある そして自分の環境は自分で作っていく わらしべ長者みたいなご縁 午後からは別の場所へ 眠たさがピークでかけない😢 おやすみなさい💤

        気づいた者からリスク覚悟で変革を。

          牛は草食であり人間社会と共存してきた。

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜15 牛の四つの胃袋 腹の四分の三を占める「ルーメン」と 呼ばれる第一胃「ミノ」 ここは微生物の楽園 バクテリアなどの多くの微生物がいる 草を食べると、まず微生物の働きによって強固な繊維質の壁を分解し その草はもう一度口に戻して もぐもぐとさせながら唾液と混ぜ合わせる「反芻」 反芻によって発酵を促進し 胃の中の微生物の繁殖をたすけている 十分に分解、発酵された微生物は 草と一緒に第ニ胃、第三胃を経由して第四胃に運ばれ胃液で消化吸収する

          牛は草食であり人間社会と共存してきた。

          牛の強さと賢さ

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜14 姿が隠れてしまうような薮だらけの 耕作放棄地での放牧をしています 牛を放つとそこに生えている 様々な植物を食べる 草に限らず パンダみたいにササも食べるし 木の葉や実も食べる。 心配されているワラビや毒のあるもの 棘のある野薔薇はたべない ただし、切ってあげると食べる 人間が心配しなくても 何が食べられ何が食べれないか 美味しくないか知っている。 自力で子どもを出産する 産むときは群れから離れて静かな場所から子牛を連れて帰って

          牛の強さと賢さ

          懐かしい未来へ〜ゼロ次産業の無限大の可能性〜

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜13 はニワトリを観察していると イノチ生きてるなぁ〜と思うわけです 一日中、自由に動き回り 土をつついて虫を食べ続けている 完全に自給自足 そして毎日卵を生んでくれて 私たちにイノチの準備をしてくれる。 お金にならないことかもしれない 実際にお金は持っていない でもそれでいいじゃないかと言いたいけれどまだまだその問題は深刻についてまわる。 イノチをかけて畜産という仕事をしている、そこに喜びがある 立派な仕事だと本気で思っている。

          懐かしい未来へ〜ゼロ次産業の無限大の可能性〜

          小学校に入るまでに身につけたこと〜食事について〜

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜12 子育てについて振り返ろう 今年、小6になった息子について 高齢出産でカラダは余裕はないけれど 精神的には余裕がある子育て現在、21歳の長女の子育ては 正直、失敗だらけで、、、ごめんね 私も未熟で、、 小学校に入るまでに息子に教えたこと 生きていくチカラ ご飯 お味噌汁 卵焼き この三つとお弁当 ご飯と味噌汁がつくれたら 大人になっても生きていけると思っている。 この経験はかならず カラダがおぼえている 教えるなら早いうち、と

          小学校に入るまでに身につけたこと〜食事について〜

          一つの草にも一つの愛を。

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜 11 朝6時に家を出発 日本一の野草バザールへ 前回、参加したときに購入した苗も うちの畑でしっかり根をはって いきいきしています。 今回も新しい苗を追加して 早速、畑に植えました!! 前回よりもさらに充実していて もう、、、幸せすぎる時間となりました。 明日の朝も植えたり 種まきしたり 干したりしようと思います♡ 山下家のみなさま スタッフのみなさま お世話になりました♡

          一つの草にも一つの愛を。

          いのちをいただく〜牛がお肉になる〜

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜⑩ 焼肉になると美味しいそうと言う 牛の命を屠畜するときはかわいそうという。 世の中にはいろんな仕事がある 私たちは牛を育てる仕事 自分の仕事の意味 誰かがやらなければならない仕事がある。 「いのちをいただく」という絵本に登場している食肉解体作業員の坂本さんとご縁をいただく 新規就農してまもない時でした。 コロナの影響や 物価高騰の影響 子牛の価格下落 とるべき道は直売 自分たちで育てた牛を最後まで育てて お肉にすると決めてから

          いのちをいただく〜牛がお肉になる〜

          「牛に草をあげたいから除草剤やめたよ」

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜⑨ 日本の国土の約7割は中山間地域 つまり山間部とその周辺 その多くが過疎化と高齢化 先の見えない悪循環に陥っている そんななか 「動物との共存」はキーワード 荒廃した農地を甦らせ 大村湾を再生していく めざすのは ヒトも牛も植物もすべてが幸せな環境 放牧場には見慣れない車もよく止まり ただ、牛をみるだけで数十分 目をうるうるさせて 「ここの牛に会いにくるのが楽しみで ありがとう。こんなふうに牛を飼ってくれてありがとう。」とお礼をい

          「牛に草をあげたいから除草剤やめたよ」

          牛と共に暮らすことでイノチを感じる子ども。

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜⑧ 子どもには静かな強さを持って欲しいと思っています 子どもには静かなやさしも持って欲しいと思っています。 父親の背中をみて育った息子は 私よりも仕事ができる(汗) 動きも父親にそっくり 多くを語らない父親は子どもに対し 「観ておぼえろ!!」と子どもに言う 牛飼いという仕事は イノチをまっすぐにみなければいけない。 「生きる」か「死ぬ」か 息子が小学校に入る前にうちで生まれた子牛「さくら」名前は息子がつけた私たちの技術と環境が整わ

          牛と共に暮らすことでイノチを感じる子ども。

          自発的な暮らしとは?

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜⑦ 人も牛も自然な暮らしができるといいなぁ、、、と無謀にも牛を連れて移住を決めもうすぐ5年。 無理のない自発的な暮らし 季節の声を受け取り手を動かす 180度生き方は変わってしまいました 少しずつ生活に役立つことからはじめ 実践する日々の「暮らし」手仕事に取り組む日常。 ここ数年の気候の変化 暖冬、冷夏、猛暑 地震、台風、雹、、、 なんでもあり。 今年は「梅」が少ないようです 農作物の不作で周囲の農家さんからも 不安の声。 保存食

          自発的な暮らしとは?

          ヤマドリが「清流があるよ」とおしえてくれる。

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜⑥ 西彼杵半島の山中を 縦横無尽に動き回る 珍しいと言われるヤマドリに頻繁に遭遇する タイミングでいうと 閃いたときのタイミング 目の前をヤマドリが横切る まるでオッケーサインをいただいたような感覚。 鬱蒼な森の中で必ず遭遇する 「こっちに水があるよ」って 呼ばれているようなそんな感覚もある。 地球も自然も大丈夫なのかもしれない 問題は人か、、、? 一度、人が手を入れた自然は人が管理する責任がある。 とは言っても 今年はマムシが多

          ヤマドリが「清流があるよ」とおしえてくれる。

          「片道」ではなく「二往復半」の燃料だった。

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜⑤ 雲仙普賢岳火砕流も経験 空は真っ暗になり 空から灰が降り 救急車や消防車のサイレン鳴り響き 自然の恐ろしさを知る。 世界では9.11世界同時多発テロ 東北大震災 熊本地震 九州北部豪雨 毎年起きる自然災害 天災なのか人災なのかはわからない しかし、あきらかに人間がつくりだしたことと無関係ではないことに気づく。 気づいた さぁ、どうする? 祖父から聞いた知覧特攻隊の話 片道の燃料しかなく 敵隊に突撃と聞いていたけれど 実は引

          「片道」ではなく「二往復半」の燃料だった。

          はら【腹】 を 読(よ)む

          母なるガイアへ 〜地球は泣いている〜④ 牛飼いの家に生まれ 特殊な父親の元に育つ 幼少から家畜商の父についてまわり 父親の背中をみてきた 人の言葉や、ウソを見抜くこと はら【腹】 を 読(よ)む。 目をみればわかる。 本能で命がけで生きている父親 あちらの世界から何度もお迎えがきても必ず生還しあらたな創造活動を今も続けている現役82歳の牛飼い。 お肉について我が家のルール まず、お肉に何もつけないで食べる タレや調味料なしでお肉本来の味をみる。 牛飼いの娘である私は

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