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訪れると必ず一冊買ってしまう本屋さん

こんにちは、だるまです。本が好きでよく読みますが、図書館で借りてばかり。あまり本は買いません。

しかし、行くとついつい本を買ってしまう本屋さんが3つ存在します。
どこが魅力なのか?それぞれ違った魅力を早速紹介していこうと思います。

紹介する本屋さんは「代官山 蔦屋書店」「新宿 紀伊國屋書店」「神楽坂 かもめブックス」です。
まとめもかねて特徴を一行にしたいと思います。

「代官山 蔦屋書店」おしゃれとワクワクが詰まった品々
「新宿 紀伊國屋書店」圧倒的品揃えと適度な人口密度
「神楽坂 かもめブックス」センスが光る本の選び方・並べ方

詳しくみていきます。

1.代官山 蔦屋書店

以前のnoteにも登場している代官山の蔦屋書店。

特徴はおしゃれとワクワクが詰まった品々。

蔦屋書店は本だけでなく、アート作品や家具、文房具、雑貨などおしゃれなものを取り揃えています。フェアが行っていて本とグッズが合わせ技で置いてあったりして、何度訪れても新鮮な驚きがあります。

また、空間が洗練されていることも特徴です。
三棟にわかれた建物群は、近くの代官山ヒルサイドテラスとの調和を図っているかのようです。分棟する事で通り道ができ、開放感を創出しています。
あげたらキリがない建築の工夫が、おしゃれな空間を作り上げています。

「代官山 蔦屋書店」で買った本

『私を空腹にしないほうがいい』くどうれいん
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭
『かまわぬ 100枚レターブック』パイ インターナショナル編著

最近購入したレターブックは、角川文庫のカバーなどになっている手ぬぐい専門店「かまわぬ」の図柄が100枚付いている本です。永遠に見ていられる図柄たち。とても買って良かったと満足しています。

実は多分もっと訪れています(タイトル詐欺)。

2.新宿 紀伊國屋書店

続いて大型書店の帝王、「新宿 紀伊國屋書店」です。ビルの地下2階から7階まで本が並び、探している本のほとんどを取りそろえる本屋さん。
新書コーナーや学術書が充実しており、賢い気分になります。また、大型書店なのでサイン本などが置いてあります。

代官山と比べるとおしゃれ度は落ちますが、見やすい配置と明るい照明、そして適度な人口密度が魅力です。店内が広いため人が分散し、ゆっくり本を見て回ることができます。

フェアやテーマ本の展示などが豊富なので、いつ訪れても楽しめます。以前は装丁家特集と題して装丁家さんごとに本を集めていました。

紀伊國屋書店で買った本

『東京裏返し 社会学的街歩きガイド』吉見俊哉

二回行きましたが、一回目は何も買いませんでした(タイトル詐欺)。


3.神楽坂 かもめブックス

最後は神楽坂のかもめブックスです。単体で記事を書こうとしていたほど好きな本屋さんです。下の記事で素敵な本屋さんとして紹介もしています。

これまで紹介した2店に比べて店舗面積も小さく、校正会社の鴎来堂が経営するなど大手書店ではありません。しかし、本屋さんの魅力がつまっています。

最大の魅力は本の選び方と並べ方だと思います。
通常の本屋さんでは、「建築」「都市計画」「都市環境」など分野ごとに本が陳列されています。一方、かもめブックスでは「東京を歩きたい」「世界の都市を巡る」のような一ひねりしたジャンル分けで本が並んでいます。そのため、普通の分類なら隣に並ばないであろう本たちがお隣さんになっているのです。「偶然の出会い」を創出する文脈棚を実践しています。

店内にはカフェブースがあり、飲み物も有機などこだわりのある品々を揃えていて、総じて店の雰囲気を底上げしています。

かもめブックスで買った本

『構造デザインマップ 東京』構造デザインマップ編集委員会

こちらも二回訪れて(略)。


みんな違うから楽しい

3つの素敵な本屋さんを紹介しました。

それぞれ特徴がはっきりしていて、大切な役割を担っていることが分かりました。本屋さんの世界でも多様性が大事なのだと思いました。

いつかだるまが本屋さんを開くとしたら、どんな独自性を出していこうか、思わず本を買ってしまう空気はどう出していこうか、妄想が膨らみました。

全国の本屋さんをめぐる日が来ますように。

かしこ

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