芸人としてだけでなく絵本やオンラインサロンなど、幅広い分野で才能を発揮されているキングコング西野亮廣さんの一冊です。

本書は、大きく分類して「お金」「広告」「ファン」の3つについて記載されています。

「お金は他者に提供した『価値』の対価である」という考え方は、冷静に考えると当たり前のことではあるのですが、忙しかったり仕事に追われたりするとどうしても忘れてしまいがちです。

その中で、「職業を掛け合わせる（複業家になる）」という手法は、自身の価値を高めるという意味でも、これから新しいことに取り組む上で非常に重要になってくると思います。

また広告に関しては、多くの人がSNSを利用している現代において、そういった方をいかに巻き込んで宣伝してもらうかという考え方や積極的に相談して共犯者を作るということの重要性に気づかされます。

さらにファンについても、「どういった人に応援してもらうか」という定義を明確にしておくことで、周りの言動によって行動にブレが生じないようにする必要があると感じました。

これまで常識だと考えられていた方法や考えが徐々に通じなくなり、時代の変化に対応出来るよう常に様々な情報を収集し続ける必要があります。

その上で、たくさんの人に価値を提供するべく努力を重ねることが、これから新しいことに挑戦する際には必要不可欠だと思いました。