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夏の名残り

9月に入り、こちらの国ではすでに秋の風が吹き始めている今日この頃。

少しでも晴れて気温が上がった日(といっても18℃とかだけど…)は、まだまだ海で泳いだり日光浴をするために、外へ出て来る民。
夏よ行かないで…という、人々のいじましい気持ちが感じられる。
平日でもノートパソコン開きながらそこら辺の芝生に寝そべったり、木の枝にハンモック吊るしてゆらゆら揺れながらお仕事中の人なんかもいるので、この国ではリモートワークがすっかり定着したようだ。

とにかく今のうちに、浴びれるだけ太陽の光を浴びねばならぬのだ!
あとひと月もすれば、長くて暗い冬が再びやって来るのだ。



海辺で鮮やかに咲くハマナスの花



少しでも晴れたら水着で日光浴



桟橋でマット洗いをする人々
そのすぐ横では泳いでいる人もいるのだが…
いちおう海に流してもいい成分の石鹸を使うのがルール


行く手を塞ぐくらい大群をなして歩くカオジロガンの群れ
人間の方が遠慮して歩いている


徐々にマリーナからヨットが引き上げられ始めた




散ってゆくハマナス


白いハマナスも咲いていた


砕氷船が停泊している
冬になると北極海へ出発する


帆を上げて海を渡ってゆくヨット
もうすぐこの夏最後の航行



サヨウナラ

サヨウナラ

夏の名残り

残照よ




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