彼を信じてあげられるのはわたしなのにね。

友人に，彼と仲直りした！と報告した。
会った時，ちょっと元気はなさそうだったけど，とても仲良く過ごせたし，別れ話されるかもと考えていた自分はバカみたいだった。
別れてからも彼と過ごした時間を思い出し，彼が向けた視線を思い出してにこにこしてしまう帰り道。そんな幸せな気持ちを抱いていたので，私たちの関係は何も問題ないと思っていた。

だけど。

「それって別れ話できる雰囲気じゃなかったからじゃなくて？」

その言葉を聞いて一気に気持ちに不安が生まれた。
彼，本当は別れ話をしに来たのかもしれない。

あの時のあの動作も，元気がなかったことも，このLINEの仕方も。
本当は別れ話をしに来たけど，雰囲気にのまれてできなかったのかな，なんて。

不安要素を探してさらに不安を増やしていく。
悲劇のヒロインのような気持になる。

今，LINEが返ってこないのももしかして別れを考えているからかも・・・

昔の私だったらこの思考にハマって大爆発していたかもしれない。
どうして連絡してくれないの，本当は好きじゃないのかも，今は別れる事を考えてるのかも

どうして不安になるとマイナスなことだけにしか目がいかなくなっちゃうんだろう。

会ってた時，彼は元気がなかったかもしれない。
でもそれは私のせいではなかったし，今日はあんまり調子でないな，と言っていたよね。

LINEが今返ってこないことだって，彼の忙しさを聞いたし，夜は最近～している，と言っていたよね。

でも友達は私の口から前まで彼が冷めていたように感じていたこと，だけど会ってみたら仲良く過ごせたこと。それしか聞いてない。
彼が何を感じ，何を話したかは私しか知らないのだ。

恋愛に限らず，人間関係を構築していく関係で自ずと相手がなにを思っているかすべてがわからなくても，いい気分なのか悪い気分なのかくらいはわかるだろう。
あった直後は楽しい気分で別れているのにどうして何も知らない友人の言葉で一気に不安を増やしてしまうのか。

それって，彼を信じてあげられてないんじゃないかと思う。

同じことがインターネットでもいえる。
何か不安になったとき，相手の行動に違和感を感じた時。
「彼の連絡が遅い」「未読スルー　別れ」なんてキーワードを並べて質問したりして，
何も知らない他人が「それはもう冷めてますね」「別れるんじゃない？」という言葉を信じて「ほらやっぱり」と不安をまた増やしていってしまう。

そこを探しても，そこに答えはないよ。

不安になりそうなときは不安をかき集めるんじゃなくて，彼のくれた愛を確かめたらいい。
今日の朝，LINEでおはようって言ってくれた。
この前会った時に手をつないでくれた。
名前を呼んでくれた。

本当に小さいことでも愛を受け取ることをしたら，不安をかき集めて自分を傷つけていくことがどれだけ無駄な時間なのか気付くだろう。

彼との関係を一番知っているのはあなたで，その彼を信じてあげられるのはあなたです。

▼忙しい彼氏がいるあなたへ