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#短編

ダメになる会話「剣豪二人」

剣豪1「後をつけておる者、すでに気取られておるぞ。出て参られい。」

剣豪2「さすがは名のある剣豪。こうも簡単に気づかれてしまうとは
   私も焼きがまわりましたな。」

剣豪1「うむ、というか、どれだけ気配を消していても、真っ赤な羽織に
    黄色のマフラー、鈴のついた下駄で笛を吹きながらついて
    こられたら、気づくとかいう以前の問題でござる。」

剣豪2「ふふふ、さすがに笛はまずかった

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