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BOOK REVIEW vol.074 日本転生 -絶体絶命の国の変え方-

今回のブックレビューは、苫米地とまべち英人さんの『日本転生 -絶体絶命の国の変え方-』(TAC出版)です!今回も星読み係yujiさんの“life change book”の中から選ばせていただきました^^

認知科学者・苫米地英人さんのご著書。苫米地さんのご著書を読むのはこれが初めてだった。「難しそうだな」という先入観があったけれど、表紙を開いたところに書かれていた言葉に胸が高鳴り、その後も予想以上にさくさくと読み進めることができた。

未来は
私たちの
手中にある
行動次第で
扉は開く

『日本転生 -絶体絶命の国の変え方-』より引用

タイトル『日本転生 -絶体絶命の国の変え方-』にもあるように、書籍には日本が抱える喫緊の課題とそれらに対する提言が記されている。その数なんと50。「50も!?」と思ってしまった私の脳には、やはり危機感が足りないのかもしれない。

日本の政治、教育、社会、国防という分野からあぶり出されたありとあらゆる課題は、恥ずかしながら知っているようで知らないことがほとんどだった。わかりやすく解説されている課題の数々は、日本の情勢に疎い私でも危機感を抱くものばかり。このまま何もしなければ、今後の日本はどうなってしまうのか、いま日本が変わらなければ、一体何が危険なのか、私たちはどう動いていくべきなのか、そして、いま私にできることは何なのかー。非常に考えさせられる内容で勉強になった。そして何より大事だと思い、心に留めたのは、苫米地さんが挙げられている課題と提言を読み、“知ったつもり”にならないこと。日本で起きていることに興味をもち、自分で調べて理解することの重要性も同時に認識することができた。

問題が山積している日本を、根底から変えようと提言されている苫米地さんの熱量が伝播し、ぼんやりと霞んでいた目が覚めたような気がする。「行動次第で扉は開く」・・・そう信じて、私も自分にできることから行動していこうと思った。

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