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尿路結石治療体験記~治療の始まり

それはかなりの痛みで、重苦しく、これはやばいかなと思いつつも医者嫌いの私は、布団に横になりなんとか痛みが治まるのを待っておりました。しかし痛みが治まる気配は無く、見かねた女房殿に医者に行くよう説得され、車に乗せられ病院へ向かいました。

行って良かったです。そのまま放置していたら、腎臓を失うところでした。石は20mmに成長し、腎臓から出て尿管につまり腎臓が腫れ上がる水腎症という状態になっていました。水腎症は、しばらく痛みは続くがその後収まるそうで、いつもの私なら治ったと思って放置していたでしょう。しかし、その間も腎臓の腫れは続いており、腎機能が低下して機能しなくなってしまうとのことでした。本当に医者に行って良かったです。医者嫌いの人は、具合が悪くなったら自己判断せず、やっぱり見てもらいに行った方がいいです。今回、心底そう思いました。助かりました。女房殿に感謝です。

さて、いよいよ手術が避けられない状況になってしまい、覚悟を決めて手術を受けることにしました。ところが、手術の予定が詰まっており、4ヶ月後になるとのこと。それまでの間、腎臓を守るために腎臓と膀胱の間にステントという管を入れておき、尿が流れるようにしておくとのこと。また、長く入れておくと管が癒着して取れなくなるので、最長3ヶ月毎に取り替える必要があるとのことでした。

また愕然としました。何でそんなに待たされるのか。尿道からステントを入れ、さらに手術までに少なくとも1回は交換を受けなければいけない。本来ならしなくていい余計な苦痛を受けなければいけない。嫌で嫌でしょうがありませんでしたが、自分の腎臓を守るためです。覚悟をして、ステントを入れてもらうことにしました。

<つづく>

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