メモ魔は成果を残せない?
私はセラピスト育成事業をしています。
今までたくさんの生徒さんを実技指導してきた中で
「覚えるのが遅い人」が少なからずいます。
共通している特徴をあげると、
メモ魔になっている人がとても多いです。
「あとで見直せるように」とビッシリ書きこんでいるのですが、
実際に見直すと
これ何のメモだっけ・・・・?
となって、結局頭の中に何も残っていない状態になっています。
覚えられる自信がない・・・
という不安な気持ちがそうさせてしまうことは
わからなくもないですが、
対面指導で実技を学ぶ場合は、目で見て、聞いて、
感じて、繰り返すことが、内容を覚えるうえで大切です。
人間が得る情報の約8割は視覚からといわれていて、
その8割をテキストと、自分の書いたメモに使ってしまえば、
覚えられなくて当然です。
これはあらゆる場面にいえることで、
メモはあくまでも、心にとまったもの、
とめておくべきことだけを簡潔に記しておくことで、
その役割を果たしています。
書くこと(メモ)に集中してしまっては、
本当に集中すべきポイントが入ってきませんよね。
多分それをわかっていながら、不安の方が勝ってしまい、
書きこまずにはいられない状態になるのでしょうが、
少なくとも私の周りには、
メモをとりまくって、望んだ成果を出してる人はいません。
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