解釈の連鎖を味方につける
以前にnoteで書いたとおり、世の中は解釈の連鎖で動いています。
事実は一つ。解釈は無数。
この無数の解釈が連鎖して、現実がつくられています。
人とつながることでビジネスなどをする場合、この解釈の連鎖を理解していないと、思わぬ方向に事が進んでしまいます。
例えば、大事なプロジェクトに携わっているが、体調がすぐれずミーティングに集中して取り組めない。
こういうケースは誰もが経験した事があると思います。
事実は一つ。体調が悪い。
解釈は無数。
・なんか元気ないな。体調が悪いのかな?
・心配事を抱えているのかな?
・発言しないけど、やる気あるのか?
・なんかつまらなそうな表情してるな。嫌な感じ。
この解釈が連鎖して、現実が作られます。良い方にも悪い方にもなります。どっちに行くかは連なった解釈次第です。
だからこそ、調子が悪い時こそ、誠実な態度と行動が大切です。
先ほどの例でいえば、プロジェクトメンバーに一言いうだけで状況は変わります。
「ごめん。ちょっと体調が悪くて。今日のミーティングはあまり発言ができないかもしれない。でもプロジェクトは絶対に成功させたいから、出席させてね。」
解釈の連鎖で現実が作られていくことを意識すると、普段のコミュニケーションで気をつける点が見えてきます。
もっといえば、ハッタリでもすごい印象を相手に与えれば、それが連鎖していくので、「あの人はすごい人」という現実ができあがります。
この解釈の連鎖を味方につけるか、敵にまわすか。
重要なのはどのような解釈の連鎖を作っていくかです。
こう考えると人生はゲームのようで面白いですね。
ぜひ、楽しんで解釈の連鎖を作ってください。
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