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『イシューからはじめよ』を読むお年頃にはまだなれてない

『イシューからはじめよ』が難しい。

言いたいことはわかる。問題の質をあげるってことは、解決したらインパクトのある問題を解決しよう、ってこと。だと思う。多分。

でも、読んで行動が起こせなかった。から理解できていないと考えるのが妥当。自分は馬鹿かもしれない。悲しい。

こういう時、僕は「まだこの本を読むお年頃ではないんだ!」と考えるようにしている。

同じ本を読んで、すごい!って言っている人もいるから、人によってはすごい本なんだと思う。自分がまだちゃんと理解できていないってことは、その本をまだ理解するレベルの頭脳ではないってこと。
でもなんだか悔しいじゃん。他人は理解できて、自分は理解できないのって。だから僕は「まだこの本を読むお年頃ではないんだ!」と考えるようにしている。言い訳くさいけど、これは案外良い暗示。

実は『イシューからはじめよ』を初めて読んだのは、多分2年前くらい。そのときもなんかわかったようなわからなかったような感覚だった。そんでもって、そろそろ読めるようになったかな?と思って、最近再度読んでみた。でもわからなかった。だからまだ『イシューからはじめよ』を読むお年頃ではない。

まだ『イシューからはじめよ』を読むお年頃じゃないから、どうしよう。まず、何のために読みたかったかを考えてみよう。
今回は、問題解決を学びたかったんだ。

次に、同じテーマでもう少し読みやすそうな本を探してみよう。判断するために目次と内容と口コミを見て、探してみよう。

そしたら引っかかった本があった。『問題解決』。まさにテーマ通りの本。

読んでみた。

なるほど、どこが問題かを突き止めるって、こうやるのか。その後に原因追及ね。みんな解決策を考えがちだけど、解決策は最後ね。

、、わかる。問題解決がわかる。

運良く、理解できたし、本書にあった内容を行動にも移せている。『問題解決』を読むお年頃ではあった〜。安心。嬉しい。

他の本を頼らないで理解できるようになったパターンもある。

どうしたか?時間を置いてみた。理解できなかった本を1年半、寝かしつけた。

どんな本かっていうと、『Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計』っていう、エンジニアのみんなが良いって言っている技術書。これをお勧めしているweb記事が有り余るほどある。それくらい、良書。
最初読んだ時は、ちんぷんかんぷんだった。全然理解できなくて目が点になっていた。あ、自分は良書の言っていることがわからない、、って最初は落ち込んだ。

んで、そこから1年半経った。そしたらね、理解できるようになっているのよ。理解できるようになっているのよ。

時間が解決する、ってこういうことにも言えるらしい。

物事を理解するためには、理解したい対象を理解するための前提知識ってものが必要と、僕は思っている。
その前提知識のことを、可愛らしくお年頃って呼んでいる。

本に書いてあることが理解できない時、自分も悪くないし、本も悪くない。お年頃じゃないってだけ。
そう心で唱えてみると、理解できなくて悲しい気持ちも、読みづらんだよ!って怒る気持ちも、どっちもスって消えていく。本が理解できなくて、負の気持ちが芽生えたら、お年頃を考えてみてね。

僕にも『イシューからはじめよ』を理解できるお年頃になれる日がくると良いなー!

ちなみに文中に出てきた『イシューからはじめよ』と『問題解決』はどちらも英治出版って出版社が発行していた。
ホームページを見てみると、「世界中のひとつでも多くの夢とかかわれる企業になるのが創業の夢」ってあったり、社会貢献活動をしていたりで、素敵な企業だなって思った。noteの運営もやっていて、ちょっとファンになっちゃった。(※回し者ではありません)

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