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原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』が大好きです

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    文章上手になりたいけどノウハウ本ありすぎて何を選べば良いかわからない、って人の力に少しでもなるかもしれないマガジンです

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4年かけて、仕事は「誰かを幸せにするための行為」と考えるようになった

仕事はつまらない。終業時間を待ちわびる。金曜日は飲んで帰る大手出版専門商社時代4年制の大学を卒業し、僕は大手出版専門商社に入社しました。 この会社の採用面接を受けた理由は、本が好きだから。この会社に入社した理由は、内定をもらえた唯一の会社だったから。 これといった強い意志がないまま、新卒で入社する会社を決めました。 就職活動でいわゆる自己分析らしきことはしました。でも、こうなりたい、みたいな目標は見つかりませんでした。みんなが言う自己分析が僕にはよくわからなかったです。

    • 幸せな日

      仕事を早々に終え、少々の信号無視と駆け足で向かったのは、銀座SIXの6階にある蔦屋書店。 SNSで見つけたトークイベント「誰かの幸せは、あなたの幸せで、世界の幸せだ。」に参加してきた。僕の大好きな原田マハさんが、これまた僕の大好きな小説『本日は、お日柄もよく』の制作秘話を語ってくれる。 このトークイベント、数日前にもう寝ようかなと思うくらい眠気が襲ってきた時に見つけ、眠気をとっぱらい即申し込み。次の日からは、もう何度目かわからない『本日は、お日柄もよく』を読み始め、今か今

      • 『正欲』を読んだ

        「正しい」や「受け入れる」といった表現を使うことが難しくなった。 「正しい」といった言葉の先には、「正しくない」という概念を作ってしまう。そしてその「正しくない」が人を傷つけてしまうこともある。 多数派の意見が「正しい」としてしまうと、少数派の意見が「正しくない」となってしまう。一方を「正しくない」と決めつけてしまうと、その「正しくない」側の人を非難してしまうような印象がある。 「受け入れる」というと、必然的に「受け入れる」側と「受け入れてもらう」側に分かれる。多様性、

        • 2023年エンジニア的振り返り

          エンジニアとしての2023年どうだったか、を振り返ります 2023年トピック 詳細2023年は正直に言うと、エンジニアとして成長した実感が2022年ほどはなかったです。組織においてチームに期待される役割を考えると一定仕方ないので、その上で技術以外の部分で成長することを重要視しました。 まず一つ大きなトピックとしては、先輩が退職し、その後自分がチームリーダーとなりました。リーダーになってまずはちゃんと価値を発揮することを意識しました。対外的にリーダーが変わったからあのチーム

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          最近考えていることを徒然なるままに

          目標、そして現在将来はやっぱりテックリードとか、技術力を駆使して世に価値を届けていくキャリアを選択したい。 そのために、ソフトウェアの品質について考え続ける今の期間は、無駄ではない。 ソフトウェア品質を考える「品質が良い」とは?をかれこれ9ヶ月考えている。 思うことがたくさんある。 エンジニアなので、 綺麗なコード 仕様が伝わるテストコード SOLID原則に則っている 循環的複雑度が低い など、コードの品質にまずは目がいく。 チームの施策にも、「テストコードの実

          最近考えていることを徒然なるままに

          できることが増えて、できないことも増えた

          社会人5年目を振り返ってみると、できることが増えた。 問題解決がちょっとできるようになった。 社内で開発しているwebアプリケーションのバグが多発しているので、なんとかしろ、との命が下った。 とてもシンプル。 正直こういった具体が何も決まっていない事柄に対して取り組むのが初だったので、最初は困惑した。 しかし、一から問題解決のプロセスを書籍から学び、実践することで、少し自信がついた。 成果も出た。 バグが減った。 先人の知恵ってすごいと思うので、『問題解決』は

          できることが増えて、できないことも増えた

          『カケラ』を読んだ

          久しぶりに湊かなえ作品を読んだ。『カケラ』。 一人の少女の死んだ。物語の軸となる美容整形の外科医が、その娘と関わりのある人たちから話を聞き死の真相を解明していく、という展開になっている。 イヤミス要素はしっかりと出つつも、個人的には今までで一番メッセージ性の濃い作品だと思った。 湊かなえ作品を読み終わった後は大体、胸元をかきむしりたくなるような、ゾクゾク感が残る。そして癖になって、また読んでしまう。いわゆる中毒性がある、という感覚。その代表格は『告白』。出版から10年以

          『カケラ』を読んだ

          2022年エンジニア的振り返り

          エンジニアとしての2022年、どうだったか、を振り返ります 2022年トピック詳細 2022年が始まるとき、今までのやり方では成長速度が加速しない、貢献できない状態が続く、という不安に駆られていました。自分の中で何かを変える必要がありました。そしてその結果が 「頑張れない自分でも、仕組みで目標に向かって継続的に頑張れるようにした」 です。OKR、という組織が目標達成するために使用するフレームワークを、個人で運用してみました。ざっくりルールを伝えると 年間目標を決める

          2022年エンジニア的振り返り

          『イシューからはじめよ』を読むお年頃にはまだなれてない

          『イシューからはじめよ』が難しい。 言いたいことはわかる。問題の質をあげるってことは、解決したらインパクトのある問題を解決しよう、ってこと。だと思う。多分。 でも、読んで行動が起こせなかった。から理解できていないと考えるのが妥当。自分は馬鹿かもしれない。悲しい。 こういう時、僕は「まだこの本を読むお年頃ではないんだ!」と考えるようにしている。 同じ本を読んで、すごい!って言っている人もいるから、人によってはすごい本なんだと思う。自分がまだちゃんと理解できていないってこ

          『イシューからはじめよ』を読むお年頃にはまだなれてない

          やりたいことができないとき、自分とどう向き合うか

          最近悩んでいる。 やりたいことができない。 僕はエンジニア。新規機能の開発をして、ユーザー様の反応を見て、改善をしていきたい。そうやって価値提供していきたい。 でも、タイトルで察している通り、開発ができていない。 やっているのは、バグ報告に対する調査だ。 ずっとソースコードと睨めっこ。処理のログと睨めっこ。これが一ヶ月以上も続いている。正直飽きた。モチベーションはない。 だからと言って、ふてくされるのは違う。 こういう時の自分と向き合うのは非常に難しい。 だか

          やりたいことができないとき、自分とどう向き合うか

          本気で何かをしていれば、きっと誰かの胸に刺さる

          ハケンアニメ!を観た。 住んでいる西武線が出ている映画だから、という理由で観に行った。 鳥肌が立った。 胸が熱くなった。 2022年に入って、一番心震えた。 誰かの胸に刺さる仕事って、できたら格好いい、と僕は思う。 でも誰かの胸に刺さるには、本気で仕事する必要がある。 ときには睡眠時間を削らなくてはいけなかったり 自分のエゴを出して、周囲と衝突したり 次第に、仲間と衝突して雰囲気が最悪になったり ライバルに負けて悔しくなったり 思い通りにいかなくて、泣き

          本気で何かをしていれば、きっと誰かの胸に刺さる

          頑張りたい、でも続かない、と悩む人のための頑張り続ける仕組み「ひとりOKR」を作った

          「ひとりOKR」はなに?自分自身が到達したい目標に到達するための仕組み。「OKR」という組織が難しい目標に到達するための仕組みを個人でも運用できるように落とし込みました。 「ひとりOKR」はなんのためにある?頑張りたいし、頑張っているんだけど、なんだかうまくいかない人がうまくいくようにするため。 「ひとりOKR」の効果は?アウトプット数が増えた 3ヶ月間のQiitaの記事執筆数は0 → 4 1記事のボリュームは大体2000 ~ 4000字くらい PRは3ヶ月で62個

          頑張りたい、でも続かない、と悩む人のための頑張り続ける仕組み「ひとりOKR」を作った

          『書くのがしんどい』を読むのがしんどかった

          初めて読んだのは、初版が出た1年半と少し前でした。 読んで、良いと思った内容をまとめた記事が僕のクリエイターページにあります。 実は、めちゃくちゃしんどかったです!!! まとめるのが!そして読み切るのが!! だからなのか、自分がまとめた記事を改めて読みましたが、当たり障りのないこと書いてんなーって思いました。 多分読んでいる当時も、 文章のデザインか、へー。面白い文章か、ふーん。読み手のメリットね、まあそうだろうな。 くらいのテンションだったと思います。冷めてま

          『書くのがしんどい』を読むのがしんどかった

          ここ一年でモノの見方が変わった気がする

          一年前までは、方法論を語る情報に飛びつくことが多かった。 明日から役立つ仕事の小技5選!ってネット記事とかとりあえず開いて熟読していたし、『必ず伝わる文章の書き方』みたいなタイトルの本を読むことが多かった気がする。 発信する内容も、こうしたら文章が良くなるよ、って方法論が多いなと、振り返ってみて思う。 でもこの一年はだいぶ今までの自分と違った。物事をインプットする時、背景を知ろうとする姿勢が強くなったと思う。 美術館に行ったのは、一番の個人的ビッグニュース。2021年

          ここ一年でモノの見方が変わった気がする

          生きてきた26年間に無数の贈り物があったことを、たった1冊の本に気づかされた

          『世界は贈与でできている』を読んだ。 一言で言うと、贈与という難しい哲学を、誰でもわかる一般教養へと翻訳した本、って感じ。 難しい概念が、スルスルと頭に入ってくる。なんかちょっと頭良くなった感じもさせてくれる。 ありがたい。 それだけじゃない。 今までの贈与に気づかせてくれる。 幼稚園の送り迎え。やりたいと言ったサッカーをさせてくれたこと。汗をかいた布団を干してくれたこと。朝6時に弁当を作ってくれたこと。運営するサークルで僕のやりたいことのために、雑多なことを全て

          生きてきた26年間に無数の贈り物があったことを、たった1冊の本に気づかされた

          『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』の個人的まとめ

          予防医学研究者の石川善樹さんとニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんが幸せになる方法は科学的に考えたら出てくるのでは?と言う仮説のもと対談していた。その対談をもとに本書は作成されていて、幸せになる方法を ①まず「好き」をベースとして、得意なことを一つ見つける。 ②ある程度まで「得意」で進んだら、不得意なことをやってみる。 と結論が出ていた。これらについていくつか疑問が浮かんだので考えてみる。 疑問①そもそもなぜ「得意」を見つける必要があるのか?人って楽しいことをしていた

          『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』の個人的まとめ