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【読書】最近読んでる本3選

大学院で授業受けてることもあって、気づいたら本をポチポチ買っている今日この頃。教授がおすすめした本で興味があるものはとりあえず買って暇な時にパラパラ読んでます。

アウトプットも兼ねて軽く3本概要をまとめておこうと思います。

1冊目 WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか?

大学院の講義でも商売の世界でもAI,IoTという言葉をよく聞くご時世ですが、最近ブロックチェーン技術についてあまり聞かないなーと思い購入しました。中身のないビジネス本とは違ってアルゴリズムの中身を解説している章や日本でのコインチェック問題など時系列で扱っていて、ブロックチェーンの技術的、歴史的に面白い本だと思います。

個人的にはLINEのビジネスモデルがDAO(DecentralizedAutonomousOrganization)に似ているというのは面白かったです。最近LINEがブロックチェーン基盤を作ると発表がありましたが、この辺の文脈があったんですね。

2冊目 ビジネスモデル・ナビゲーター

こちらはその名の通り、様々なビジネスモデルの分類がまとめられています。まだ読み込めていないのですが、ビジネスモデル分析の研究体系があり、その内容をわかりやすく図示して見せてくれています。ビジネスイノベーションも自然科学視点(工学の手法)で分析可能だという切り口も面白かったですし、個人の考えではなく過去のモデルの組み合わせで新しいビジネスモデルが作成可能であるというところも汎用性があって面白かったです。

3冊目 ソーシャル物理学:「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学

こちらも前述の本と少し似ていて社会問題を物理学(自然科学)の手法を用いて解決策を模索するという内容です。社会物理学というMITで提唱されている新しい学術領域があるようで、そこで研究された手法を用いて集団の知性や画一的なアイディアが生まれる法則などを研究しているようです。自分の学部時代にはSNSが流行りだしだったこともあって六次の隔たりとかグラフ理論とか流行ってた記憶ですが、そのあたりの研究とも関連する部分があるのかな、なんて考えながら読んでいます。

自分の認識では、社会科学と自然科学の研究は水と油の様な印象があり、それら横断的な研究手法や成果はアカデミックでどれだけ認知されているのか謎な部分もありますが、今後もなるべく枠に囚われず、商売と研究の間で必要な能力を高めていきたいと思います。

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