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紙面での訂正とワクチンの信頼回復へむけた記事の掲載を求めます

呼びかけ:ケイヒロ、ハラオカヒサ

今井智文記者の「国民のワクチン忌避にマスコミは一切責任はなく、失墜したワクチンの信頼回復は(失墜を放置した)医療関係者などが行わなければならない。国民のワクチンへの不安が解消されないかぎりマスコミはワクチン推進キャンペーンをやらない」とする発言について、紙面での訂正とワクチンの信頼回復へむけた記事の掲載を中日新聞(および中日新聞の関東版ともいえる東京新聞)に求めます。

追記 2020.8.8_17:15/20時間経過で♡339に達しました。今井智文記者はデモをやったら取り上げてやるという意味のツイートしていましたのでよろしくお願いしたいところです。
追記 2020.8.8/夜間に掲載したにもかかわらず朝までの12時間で♡130を超えました。みなさんのご理解と熱意に感謝いたします。このまま意思表示を続けようと思います。

中日新聞今井智文記者は2021年8月5日、Twitter上で以下の発言をしました。

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今井発言の要旨/
高校生の新型コロナワクチン忌避は子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)によってワクチンそのものの信頼が失墜しているからであり、信頼が失墜したままコロナ禍を迎えたことは敗北と言える。信頼失墜をマスコミのせいと言うのは自由だが、信頼を回復させる能力はマスコミにはない。関係者が自分で信頼回復させるほかない。

一連のツイートはワクチン批判に傾いた過去からのメディアの報道姿勢の責任には触れず、信頼が失墜しているなら医療関係者や感染症の専門家が信頼回復に励まねばならず、それが十分でないからコロナ禍のワクチン接種も敗北したとする、なにもかもが他人事であり責任転嫁が甚だしい発言と言わざるを得ません。

今井智文記者は自ら中日新聞記者を名乗り「新聞メディアのためにいろいろやる」アカウントとして発言をしていると発言姿勢を明らかにしており、

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認証バッヂはないものの中日新聞の信頼性を掲げた状態で発言をしています。

発言早々に批判を浴びた今井智文記者は次のように弁明しました。

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弁明要旨/
[信頼失墜をマスコミのせいと言うのは自由だが、信頼を回復させる能力はマスコミにはない。関係者が自分で信頼回復させるほかない。]としたのは──・接種するメリットについての科学的説明 ・副反応への適切な支援が揃っていないのではメディアはワクチン推進キャンペーンを始められないからだ。仮にこれらが揃っていたならマスコミが隠し通せるはずがなく、ワクチン忌避も続いているはずがない。(つまりマスコミには一切の責任はない)

ここで今井智文記者自らメディアはワクチン推進キャンペーンをやってこなかったと証言しています。

メディアがワクチン推進キャンペーンを行う前提となる、国民がワクチンを信頼するために必要な項目に挙げられた
・接種するメリットについての科学的説明
・副反応への適切な支援
については、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)ならびに新型コロナワクチンで説明ならびに支援が行われてきましたが、過去から現在までの反ワクチン傾向を持つ報道姿勢がボトルネックになり正しい情報が行き渡っていない現実があります。

その一例かつ代表的なものとして子宮頸がんワクチンの安全性に関して調べた名古屋スタディの扱いがあります。メディアは名古屋スタディを積極的に報道してこなかったのですから、ワクチンを信頼するために必要な項目について国民は情報を遮断されていた言ってもよいでしょう。

次に紹介するのは、名古屋スタディについて2019年6月に「時事メディカル」に掲載された記事と2020年3月に「WEB論座」に掲載された記事です。2015年12月に速報が出ているにも限らず4〜5年経過しても名古屋スタディとは何かから説明が必要なところに、メディアの怠慢がはっきり現れています。

鶏が先か卵が先か論で言えば、メディアが偏った報道をし正確な情報を報道するのを怠ったため国民に不安が芽生え消えることがなかったといえ、人々が不安を抱いたままだから報道しないというのは詭弁にすぎません。

この詭弁は「マスメディアが動かないのは、国民がワクチンを信頼していないせいであり、このような状態をつくったのは国、研究者、医療関係者である」とする発端の発言の繰り返しと言ってよいでしょう。

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上掲のスクリーンショットのようにも弁明していますが、子宮頸がんワクチン推進や新型コロナワクチン推進にがんばっている人が多数いるにもかかわらず取材も応援もせず、関係者が自分で信頼回復させるほかないと言っているのですから、彼らを無駄な「マスコミとの戦い」をしている人々と位置付けているのかもしれません。

繰り返しますが子宮頸がんワクチンには名古屋スタディをはじめとする研究者や医療関係者の取り組みがありましたし、新型コロナワクチンについても日々情報を発信しデマの訂正が行われています。こうした努力を努力とさえ認めず、マスメディアへの文句ばかりで何もしていないとするのは暴論です。

このように事実誤認と責任転嫁が甚だしく、ワクチン接種を推進する人々を愚弄しているかにも思える発言は容認できるものではないため、紙面での正式な訂正とワクチンの信頼回復へむけた記事の掲載を求めます。

今井智文記者のその他の弁明

以下のように今井智文記者は言い訳を行なっていますが、これらで問題が解決したとは思えず、会社と無関係であるとしていますが冒頭に記したとおり中日新聞記者として「新聞メディアのためにいろいろやる」ため発言している点は非常に問題が多いと言わざるを得ません。

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